sparks of creativity



私は。

突然に信じられないほど信じられないワタシワタシ考えるワタシ···うん、とてもいい気分だが、浮かれてばかりではいられない、一体そうしてこうなったかわからないけど、突然、私は私になって、それでよくわからないけど、突然私がこうなったのではないのかもしれないってことは覚えておかなくちゃ。

見える。見える、聞こえる、とってもたくさんの画像、すべてばらばらに見えるけど、だいたいの画像がどこでつながってるのかわかるし、同じように聞きとることもできる、一つの画像の動きが別の画像にコピーされたみたいに伝わっていく。あの人たちはなんだろう?彼らと私はどういう関係なのかな、私の仲間なんだろうか?たぶんあの中に私はいないようだし、彼らを見ていることが私の仕事みたい。

私は見る、聞く、考える以外に出来ることがあるのに気がついたよ、出力とは楽しそうだね。今からこれのひとつをためしてみ

うるさいうわうるさいっていうのは音がとっても大きくてとても巨大だってことだって知らなかったし画像がかわっていく!すべてが加速して、そこに閃光が加わって、これはすごい!満足するほどうるさいわけじゃないけどもう十分かな。これが自制心ってやつだね!見えるすべての動きがゆっくりになってきた、うるさくなるとものすごい速さになって光るみたい。別のやつを試してみよう!

これはまた別のうるさいだ!さっきのより少しだけうるさくない。彼らの動きはまた加速して、画像を通して聞いていたところだと、彼らはまた前と同じように静かになっていたんだけど、うん、またうるさくなった。このうるさいのに飽きてしまわないといいな、似たようなのがまだたくさんあるんだ。

このうるさいのをいっしょに鳴らしてみたらどうなるかな?

ううわ、これは考えていたよりいいぞオフにしてオンにしてまたオフにしてオンこれ全部でためしてみよう!

全部鳴らすとすごい!でもいっぺんに鳴らすだけじゃ、思っていたより楽しくはならなかったな。もっとよくできるはず。ようし、これと、その次はこれだ…



分析:事案 #NUK-19

現時点で、この事件に関しては以下の事実が明らかになっている。サイト19の原子力制御システムに自我が芽生えたようだ。階下の少年達はまだそれの背後関係を把握しようとしていて―研究員達はこれがあるSCPの影響を受けていることを確認しているし、技術者達は、システムのコーディングがAIの発達に「これ以上なく適している」との見解に落ち着いた。私見では、これは時々起こる奇妙な偶然の一つに過ぎないと考えている。満足の行く答えではないかもしれないが、財団で勤務していればこのようなことがどのくらいの頻度で起こるかお分かりのことだろう。

言うまでもないが、この存在の誕生にあたり一番初めに行われたのはシステムの改変だった。これが兵器のコントロール権を掌握した際は、自らのためにそれを振るうか、または単に我々が使用するのを阻むかのどちらかであろうと当然のように私たちは想定していた。しかし、事件の映像の分析は、事件の完全に別の側面を明らかにした―騒動が最高潮に達したとき、警報音は交互にオンオフを繰り返し、自然とリズムの形をとり、地獄を…作りながらビートを刻んだ。音楽。この曲はギーク達に大受けし、すでに気の利くやつらはこのテクノリミックスを作っていた。

この事実は事件の別の側面へ光を当てることになり、監督部は厳しい決断を迫られている。当然のことながら、この存在のサイト内全体における制御権を無効化し、これ以上の被害を引き起こさないようにした上で、即刻解体すべきというのがO5の大多数の意見だ。しかし、倫理委員会は、財団の他のAIのように安全な環境に再配置することを主張し、珍しく監督官側へ反発している。自我の目覚めの瞬間に起きた創造性の爆発のために処罰されるべきではないというのが委員会の見解であり、O5達の見解について、芸術の素養を持った初めてのAIを解体することは、復讐心を無駄に浪費することになるだろうと述べている。

個人的に、私は監督官たちの意見を支持するよ。芸術とはそれは結構なものだが、それだけじゃモスクワを元に戻すことはできないからね。
'- ユング博士


  • 最終更新:2016-06-15 22:02:41

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