SCP-958

SCP-958 - General-Beep (ビープ将軍)
© Tanhony 2011 © TwistedGears 2015改訂
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SCP-958-A

Item #:SCP-958

Object Class: Safe

取扱方: SCP-958-A実例は不活性状態でサイト-██の保管ユニット11に収容します。SCP-958-B実例は、無力化が実現できない場合、サイト-██の保管ユニット13に収容します。

概要: SCP-958-Aは主にプラスチックとブリキで構築された人型ロボット玩具です。SCP-958-Aは高さ19cm、重さ214.8gです。“ワンダーテインメント博士のビープ将軍®”という言葉が、SCP-958-Aの右足の中央部に刻印されています。

後頭部のスイッチで起動されると、SCP-958-Aは発声および限定的な自立移動が可能になります。SCP-958-Aはこの能力を、13歳以下の児童の捜索目的で積極的に行使します。13歳以上の人物にも応答を返しはするものの、SCP-958-Aは多くの場合、子供を探すのを手助けするように会話の方向性を変えようと試みます。

13歳以下の児童と遭遇すると、SCP-958-Aは頻繁に歴史的な軍事上の業績に関する会話を行い、しばしば他の子供たちを自身や他のSCP-958-A実例と接触させるように示唆します。これらの会話は全く強迫的な効果を示さず、児童は抵抗を受けることなくSCP-958-Aのスイッチを切って不活性化することが可能です。児童がSCP-958-Aの話す内容に興味を示した、もしくは起動状態のSCP-958-Aと累積6時間以上遊んだ場合、SCP-958-Aはその子供に対してSCP-958-B実例の作成方法を伝授します。この情報は問題の子供以外の人物が利用することは出来ません ― 他者がSCP-958-B実例の作成を試みた場合は非異常性の工作が完成する結果に終わり、かつてSCP-958-Aへの曝露経験がある子供が13歳になってから作成を試みた場合も同様です。

SCP-958-Aによって齎されるこれ以上の精神的影響については現在も研究中ですが、SCP-958-Aは何らかの形で、SCP-958-Bおよびそれらが関与する状況に対する子供たちの解釈に影響を及ぼす可能性が強く疑われています。加えて、まだ証明されてはいませんが、SCP-958-AがSCP-958-Bをゲームや遊びに使うように仄めかしたという証言があります。更なる情報は補遺Aを参照してください。
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SCP-958-Bの一例

SCP-958-Bは、SCP-958-Aから伝授された知識を用いて作成されたオブジェクトです。各SCP-958-B実例は外見および機能が大幅に異なりますが、記録されている実例は全て、雑多な物品 (*1)を寄せ集めて作られた武器の形状をしています。SCP-958-Bによって使用される弾薬や兵装は型破りおよび/または異常です ― 顕著な例としては非異常性の絵の具の噴出、玩具やぬいぐるみの高速射出、鋼鉄を溶融させることが可能な集光ビームなどがあります。

補遺A: SCP-958はまず1986/04/12にペンシルベニア州フィラデルフィアで発見されました。この時、SCP-958-A実例11体を同伴し、SCP-958-B実例15点で武装した児童13名が、街の南端にある放棄された工業団地に向かって歩いていくのが目撃されていました。子供たちはある一棟の建物の入り口をSCP-958-B実例で破壊し、内部へ侵入しました。

児童を傷つけることなくSCP-958を収容するべく、財団部隊が建物へと派遣されました。本来なら施設の暖房炉が存在しているはずだったドアの向こう側は、異次元空間でした ― 造りは建物の他の部分に似通っていましたが、設備は激しく劣化し、錆び付いていました。

異次元空間内部で、機動部隊は数十名の異常性を持たない人間たちと遭遇しました。これらの人物の多くは産業事故によるものと思しき負傷に苛まれており、老朽化した工業機器で埋め尽くされた部屋の内部に存在していました。内部で製造されていた全オブジェクトには"The Factory"の商標が明確に刻印されていました。子供たちの多くはSCP-958-B実例を用いて、異次元空間内の設備と無数の腕を持つ一体の異常な実体を攻撃しており、他2名はそれの妨害を試みた者たち(機動部隊員を含む)を非致死性のSCP-958-Bで無力化していました。

機動部隊が労働者たち (*2)の避難を優先している間に、子供たちは異常な実体を終了し、機動部隊から武装解除される前に実体の死体を灰に帰せしめました。実体の死後、施設内の全ての電源は喪失しました。子供たちはその後に投降し、SCP-958は非活性化・押収されました。

子供たちへの聞き込み調査で重大な認知の変化は検出されず、誰一人として異常な強制力の下で活動していた徴候を示しませんでした。子供たちは皆、自分の所有していたSCP-958-Aに提案されたルールと場所に則ってゲームをしていただけだと主張しました。子供たちは記憶処理の後、適切なカバーストーリーを与えられて問題なく保護者の下へ返されました。2014年現在、子供たちやその家族は如何なる異常現象の一端も担っていません。この事案以降にSCP-958-A実例は計4体が回収されていますが、ザ・ファクトリーの支配域に対する新たな攻撃は今日まで確認されていません。

インタビューSCP-958-A-1


  • 最終更新:2016-07-18 03:00:04

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