SCP-953

scp953lv0.jpg
SCP-953がとる人間の形態の一つ。写真の歪みと輝く緑色の[データ抹消済]に注目。これはSCP-953の持つ変形能力によってもたらされるものである(詳しくは[編集済]を参照)。
SCP-953 - Polymorphic Humanoid (妖狐変化)
© DrClef 2008

Item #: SCP-953

Object Class: Keter

取扱方:
SCP-953は、サイト17の99番廊下端のタイプ4収容セル(4×3×3立方メートル)に収容されています。SCP-953には以下のものが供給されます:
  • 毎日の食事として、1.5キログラムの新鮮な肝臓
  • 十分な量の清潔な飲料水
  • 清潔な寝床(布団と毛布)、これらはSCP-953によって週1回交換され、洗濯される

少々の嗜好品(梅酒、読み物など)が、好ましい振る舞いに対する褒賞や、精神的条件付けの一環として時々与えられます。

人間の直接的な接触は、SCP-953が持つ精神操作能力のために固く禁止されています。このため、すべての職員は、密封ドアが開かれたときは100メートルの安全距離を保たなくてはなりません。食料やその他の物品は自動補助ロボットによって運搬されます。万が一閉じ込めに失敗した場合、SCP-953は理論上銃を用いて殺害することができますが、性質上SCP-953を見分けることは困難です。

単なる物理的な閉じ込めでは不十分なため、精神的なアプローチも必要となります。このため、SCP-953の収容室への通路には檻の開いた犬小屋を並べ、チンド犬(朝鮮原産の犬種)やアメリカンフォックスハウンド等の種類の犬を入れておくことになっています。SCP-953はイエイヌに対して極度の恐怖心をみせ、特に吠えたり威嚇したりしているときは10メートル以内には近づこうとしません。

SCP-953は人間の生命を脅かす存在と考えられ、危険であると考えられています。そのため、移送は最少でも6人の武装した職員の監視のもと行われる必要があります。

SCP-953は殺害の方法として、素手で腹部を貫いた後肝臓をもぎ取るというやり方を好みます。奪った肝臓は後で食べます。もし十分な時間があれば、獲物をすぐには殺さず、拷問にかけ、他の知的生命体が苦痛に悶絶しているところを見て楽しむような行動を見せます。

概要:
SCP-953はメスのアカギツネ(ラテン語名:Vulpes vulpes)で、およそ8キログラムの体重を持っています。第26椎骨の位置で背骨が分かれ、9本の尾を形成しています。SCP-953は変身能力を持ち、様々な人物や存在の形を取ることが出来ます(最もよく見られる形態は、魅力的な朝鮮人女性の姿です)。SCP-953はどの形態を取った場合でも、いくつかキツネに見られるような特徴(耳、尾、前足、眼、毛皮、振る舞い)を見せます。尾などは衣服の中に隠されるかもしれませんが、SCP-953が万一変装した場合は見破るためにこの特徴を利用できる可能性はあります。

変身能力に加えて、SCP-953は中程度の超能力、例えば暗示やテレパシーなどの能力を備えています。外部の標的を惑わす程の力はありませんが、効果を受けた標的は様々SCP-953や自分自身、周囲の環境について偽の現実認識を持つことになります。SCP-953はこの力を過去様々なことに使いました:例えば警察官にホテルの一室から悲鳴が聞こえるという偽の報告をさせたり、母親に子供を焼き肉にして食べるよう仕向けたり、エージェントRamseyの婚約者を本人が見ている前で死姦したり、"YiffCon 2███"の参加者27名を次々に殺害したりしたことなどです。

追記1: 前歴 SCP-953はSCP財団とその前身の団体に何度も遭遇しています。初めての遭遇は第二次世界大戦直後の韓国・釜山において起こりました。現在、SCP-953は6回の脱走と捕獲が行われており、それらの事件で█人のSCPエージェントが命を落としています。

最近の脱走で、SCP-953は██年もの間姿をくらまし、ペンシルバニア州ピッツバーグにて2███年7月に行われた"YiffCon 2███"に突然姿を現しました。"YiffCon 2███"は、"furry"(訳注:半人半獣)を愛好するものがその姿に扮して集まるというイベントです。捕獲される前に、SCP-953は20数名ものイベントスタッフや参加者を殺害しました。これは、SCP-953が現在までに起こした事件の中でも最多となる被害者数となります。バラバラにされた死体はホテルの至る所、たとえばマットレスの中、シャワーカーテンのフック、ホテルの宴会で供された料理の中などから発見されました。生存者にはAクラス記憶消去が施され、財団の保護から離れました。

この最後の脱走事件に参加した財団職員によると、SCP-953は無関心・無気力な様相を呈しており、捕獲に抵抗しなかったということです。この事件以来、現在までにSCP-953の犠牲者は1人も出ていません。

追記2: 特別緊急命令 SCP-953の種族を間違えることは、彼女の暴力性を刺激する恐れがあるため、全ての職員は彼女を”クミホ(朝鮮に伝わる妖狐)”として扱うよう、ここに命令します。決して”キツネ”ではありません。この2者の違いが分からない、という職員はインド人とインディアンの違いを思い浮かべてください。 - O5-██

追記3: 職員配置転換 エージェントGallagherの不運な、そして避けられた死を繰り返さないためにも、"furry"や"otaku"のコミュニティとつながりのある、または過去にあった職員は直ちに他のプロジェクトへ転任となります。 - O5-██

追記4: 民話的制御手順 念のため。SCP-953に割り当てられた全ての職員には、いかに奇妙で馬鹿げた適当に見える指示であろうとも従っていただきます。アジアの人々は、我々のような存在が現れるはるか昔からこのような存在と交流を行っているということを頭に入れておいてください。我々が単なるおとぎ話とみなしているものこそ、彼らが編み出した取扱方(Special Containment Procedures)なのです。 - O5-██

953 インタビューA — SCP-953を野生で19██年に初めて捕獲したチームへの面接記録である。

  • 最終更新:2016-06-18 22:41:32

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード