SCP-940

SCP-940 - Araneae Marionettes (アヤツリグモ)
© アカウント削除のため原著者不明 (改訂:DrKens) 2011
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感染の第二段階のSCP-940寄生虫

Item #:SCP-940

Object Class:Keter

取扱方:全ての判明しているSCP-940幼虫サンプルは現在収容所にあります。一般人からのSCP-940成虫サンプルの組織的な除去は現在(██/██/████時点)エリア-14研究職員と機動部隊オミクロン-7("オーキン")との共同で執り行います。財団強化█████-█-████████('エージェント・ブルー'に関する文書を参照)のサンプルは、これ以上のSCP-940の'野生'種の発生を防ぐ為に市販殺虫剤を追加する手続きが行われています。全てのSCP-940感染はクラス4生物災害として取り扱い、十分な鎮静の下エリア14へ収容・搬送するか、もしくは処分します。進行段階にかかわらず、SCP-940種に感染した死体は焼却します。

概要:SCP-940は表面上がクモ綱の真洞窟性生物に類似した寄生生物です。成虫の標本は非常に俊敏で、脚部の長さは4から7mまでになります;SCP-940をその宿主(下記参照)から切り離すことは困難な為、平均的な体重と体長は正確に判明していません。各8本の半透明の脚部には生物の赤外線に敏感なピット器官;ロレンチーニ器官;紫外線に敏感な複眼と単眼;2つの未知の機能の器官、計6種類の特殊器官が定間隔についており―更に先端には大きな足爪、アシダカグモの種が一般的に所有する房と小さな毛があって、急な垂直面の登りを容易にします。星形動物亜門、もしくはcommon starfishに類似した放射神経網がありますが、中枢神経系はありません;現時点で外部刺激に対してSCP-940が宿主の脳の反応を利用している可能性は排除できません。

感染はSCP-940の卵と幼虫を含む体液への露出の後に始まります。感染初期から満期までのSCP-940の生活環は以下の通りです:

段階 症状 記録
1 感染はSCP-940の卵や幼虫に汚染している体液への露出により発生します。この時点での幼虫は人間の目で見るには非常に小さく、顕微鏡での観察で卵は通常直径3から5μm程だという事が明らかになっています。宿主に寄生する前の生存する為に多くの器官系があるこの段階のみ、SCP-940は足の長さが直径7から17μmあります。 scp-940-2.jpg
寄生虫卵を含んだヒト血液の培養
卵は丸で強調しています
2 1匹のみが宿主で成長することを確実とするために、孵ったSCP-940幼虫は孵化していない卵を分解し始めます。この段階で宿主は腹部と胸部の痛みを訴えます。メモ:宿主に残るための幼虫間の競争で5匹の幼虫が成虫まで成長し、宿主の体に非常に重い負担が掛かるという珍しい事例が記録されています。(事案-940-01、被験体04を参照) scp-940-3.jpg
頸動脈で寄生虫が孵化する様子の超音波映像
幼虫は丸で強調しています
3 残ったSCP-940幼虫は胸腔に移動し、通常は主要な動脈、心臓、脊髄でその脚部が宿主の背中の方向を向くように付着します。幼虫の内臓系が萎縮し始めます。 scp-940-4.jpg
心臓への重度の感染により死亡
第四段階へと移行する過程の体内の破壊により被験体は脳卒中で死亡しました
4 SCP-940幼虫の身体の甲皮が分解します;脚部は無傷のままです。神経系がそうするように、しかしより小さい範囲で、幼虫の循環系が宿主の物と結合します。幼虫はヒト成長ホルモン等の幾つかのホルモンの生成を人間体内で増加させる、幾つかの酵素を生成し始めます。初期段階の腹部と胸部の痛みが引きます。宿主は食欲の増加と、恒常的な無気力状態になります。 scp-940-5.jpg
腹大動脈に結合した寄生虫のMRA画像
5 感染の初めから約3週間後、SCP-940は宿主の脳でセロトニンとドーパミンの濃度を変化させ、宿主は幸福感と満足感を感じます。現在宿主の循環系から血液と栄養が供給されている幼虫の脚部は、宿主の背中の皮膚を貫き始めます。通常宿主はこの事に対して不快感や警戒を示さず、処置を求めるのは稀です。 scp-940-6.jpg
背中を貫き始めている寄生虫の脚部
6 感染の初めから約5週間後、SCP-940は完全な大きさの成虫となります。宿主はこれらの状態を隠すようになります。SCP-940とその宿主との間で何かしらの意思疎通があると考えられています;例として、宿主はその背面で起きている出来事について漠然とした認識を示します。SCP-940標本は時折脚部を格納し、宿主の背中に対して平らになるようにすると、衣服によって比較的簡単に隠れられるようになります。更に、SCP-940は宿主の体内のテストステロンの濃度増加を誘発させ、性欲が増加します。SCP-940の卵に汚染された体液との接触により、新たな宿主への感染を促します;通常これは感染している宿主の性交を通じて達成します。 scp-940-7.jpg
事案940-02中の露出で採取した感染した精液サンプル
通常女性の膣液で卵は見えません(詳細情報は報告書940-01-04と-05を参照)
7 6週間の感染を生き残った全ての感染者を第七段階とします。第七段階では感染者の感覚の喪失が報告されており、徐々に曇る眼球は視力を失って全盲に近い状態になり、緊張病と強硬症の発作が起こります。通常、血圧の急上昇、心臓または腎臓の機能不全、動脈瘤によって死亡します。この段階の感染で可能な限り酸素を吸い込もうとするような奇妙な'息詰まり'の音が聞こえるのが確認できます。宿主が生物的に死亡すると、SCP-940はその手足を用いて死体を動かし、'狂乱'状態に入ります。この状態で、SCP-940は隠れようともせず繁殖と感染を試み、この時目的を達成するために性的暴行を行います。SCP-940が死亡するまでにこの状態は1から3日間続きます。 scp-940-8.jpg
エリア14収容施設の脱走時の画像
O-12により画像は編集されました

感染の第三段階前であれば、静脈抗寄生虫薬により治療が可能です。

付録:身を隠さない時、第六段階と上記の成虫SCP-940サンプルは非常に機敏で有能な略奪者となります。力強い手足と複数の感覚器官により、彼らは捕獲を避ける事が非常に得意です;現場エージェントは感染を予防する為に常に高い警戒を保ち、MOPP-4装備を着用して、抑制のために財団製の神経ガス手榴弾を装備します。

事案記録940-01


  • 最終更新:2016-06-18 22:37:31

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