SCP-919

SCP-919 - Needy Mirror (寂しがり屋の孤独な鏡)
© Lat Ware 2009

Item #: SCP-919

Object Class: Safe

取扱方:
[データ削除]のために████年██月██日に[修正済]。SCP-919は、二人の武装警備員が常駐した窓のない鍵のかかった保管室に保存されなければなりません。SCP-919とふれ合う全ての人員は心理査定に合格しなければなりません。

概要:
SCP-919は良好な状態のごくありふれた全身鏡のように見えます。

一旦対象が15秒間SCP-919の前に立つと、鏡像は同期することをやめ対象が去らない様にと懇願します。鏡像は完全に自己認識しているように見えます。また対象の全ての記憶を入手する事が出来るようです。対象が鏡の前から去るようないかなるそぶりをも見せる時、鏡像は即座にヒステリックに反応します。対象がもはやSCP-919から反射されることがない場所へと行ってしまったなら、鏡像は悲鳴を上げ激しく崩壊します。同じ対象による繰り返しの露出結果から、鏡像は以前起こった事を認識していることが分かっています。

SCP-919は、███████の█████████という町で起きた事件の後に発見されました。SCP-919の所有者は見た所脱水症状で死んだようでした。いつ所有者がSCP-919を入手したのか、当初から能力が発動していたのでなければ何が活性化の原因となったのか、どれも不明なままです。地方自治体は、SCP-919を処分したがっていました。

SCP-919がダメージにびくともしないことが分かったとはいえ、その有効範囲は単に覆いを被せるだけで無効化することができます。こうすれば同期することをやめたどんな鏡像も即座の崩壊という結末を迎えます。

複数の対象をSCP-919に映すと予想通りの行動をしました。各鏡像は同期をやめて適切な時間に崩壊しました。複数の普通の鏡を追加使用すると、SCP-919の有効範囲が広がることが示されました。

重要な注意点として、SCP-919はミーム汚染能力を持ちません。個人に対する明白な制御方法は、完全に言葉による説得のみです。

補遺:
尋問用にSCP-919を使用することは、認可された職員によってのみ承認されます。

動物をSCP-919を映すことは同一の結果となりました。記録によると、動物の68%がSCP-919にさらされることに対し強い嫌悪感を示しました。さらされた後は全ての動物がSCP-919にさらされることに対し極度の嫌悪感を示しました。

事件-919-016の転写:
<ログ開始>

この時点で、SCP-919の前に立っているエージェント█████と██████████博士が出会った。

██████████博士: おい、さっきまでいったいどこに居たんだ?█████████前に研究室に居ることになってただろ。何か用事でもあったのか?

エージェント█████: ここを離れられないんですよ。彼が死んじゃうんです。

██████████博士: 何?他に誰かいるのか?

エージェント█████: 彼ですよ!

██████████博士: 誰だ?なんだSCP-919じゃないか。これは現実の生き物じゃないよ。これはただの―

SCP-919: 私は本物よ、畜生!なんであなたは私を殺そうとするの!?

██████████博士は保安部隊を呼ぶまでに、エージェント█████をSCP-919の範囲外へとどかそうと20分間説得に費やした。

██████████博士: さっさと来るんだ、█████。仕事が溜まってるぞ。いい加減―

この時点で、エージェント█████は██████████博士に火器を向け照準をあわせた。

エージェント█████: 彼を殺そうとするな!

銃声が轟き、エージェント█████が死んで保安部隊の一人が傷を負った。

SCP-919: 何でよ!!なんで彼を殺したの!?彼はただ私を守ろうとしてくれただけじゃない!でも…でももう彼はあなたたちに必要じゃないでしょ?なんで彼の体を遠くに連れて行こうとするの?お願いやめて!彼はもう死んでるのよ!もうこれ以上彼はあなた達には必要じゃないんでしょ!死体を持っていくのやめてよ!!

SCP-919は対象が消えた時のいつもの行動と同様の反応をした。

<ログ終了>
<転写終了>

  • 最終更新:2016-06-18 22:25:09

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