SCP-829

SCP-829 - Bloodthirsty Nail Polish (血に飢えたマニキュア)
© Quikngruvn 2009
SCP-829.jpg
ボトルに入ったSCP-829

Item #: SCP-829

Object Class: Safe

取扱法:
SCP-829は標準的なマニキュアのボトルに詰められ、セクター-19の収容室に保管されます。ボトルはレベル2の透明なセキュリティコンテナに鍵をかけて封じ込められます。この部屋は最低2名のレベル2セキュリティを持つ者によって常時警備されます。SCP-829が収容室から取り出される時は常に保安要員と予備のボトルが同行します。

全ての人員はSCP-829の被験者と交流する許可を得る前に心理テストを受けなくてはなりません。過度に従順な振る舞いの兆候を見せた者はSCP-829の被験者の前から早急に排除されなくてはなりません。

注記:
SCP-829は男女どちらにも等しく影響すると思われます。分かりやすくするためにこの文書ではSCP-829の被験者は女性とします。

概要:
SCP-829は一般に8から10ccの容量のマニキュアであるように見えます。主に██████ █████████ブランドのマニキュアで構成されますが、変化する量の水、人間の血液(様々な人物のもの)、[削除済]を含みます。SCP-829は周囲の空気から水蒸気を吸収したり、ボトルに垂らされた人間の血液を「飲む」ことで自身を生成することができます。水蒸気や血液が利用できない場合、SCP-829は休眠状態になり、[削除済]。これまでに、どのようにしてSCP-829がこれほど多くの水を利用し、なおマニキュアとしての特性を維持できるのかは分かっていません。

人の指の爪に塗布された時、SCP-829は最近どれだけ血液を受け入れているかによって異なる影響を被験者に与えます。

  • SCP-829が全く血液を受け入れていない場合、被験者はより魅惑を感じ軽薄になります。そして自分を針で刺してSCP-829のボトルに血液を加えたいという欲求を発現します。
  • SCP-829が最低1滴の血液を受け入れている場合、上記の影響が拡大します。また被験者の爪は他人の皮膚に触れた時、その対象に喜びの感情を引き起こします。これら全ての影響はSCP-829により多くの血液が与えらえるとより強くなりますが、いくらかの割合(最少で15%)の人々はどれだけの血液が与えられたかに関わらず爪の接触によって特に説得されやすいです。
  • SCP-829が十分な血液を得ている場合、被験者は自身の爪を標準的な布を裂く、木を彫る、肉を切り取るのに十分なほど鋭くすることができます。しかしこの爪はビッカース硬度120以上の物質にはほとんど影響を及ぼしません。

SCP-829に影響された被験者は同じような大まかな振る舞いのパターンを辿ります。最初の塗布ではいつも被験者は自身を針で刺してSCP-829に僅かな血液を与えます。一度SCP-829が再塗布されると、被験者は他の人物(「標的」)との彼女を支配的役割とした性的関係を持ち始めます。また被験者は彼女の爪で標的を引っ掻き始め、血液を出してSCP-829に与えます。一般に標的は引っ掻かれることで喜びを得ます。

変動する期間(多くは6週間から12週間)の後、被験者は標的を壁やテーブルに拘束します。遭遇は通常通りに始まり、被験者は自身の爪を使って、標的を出来る限り長く生かしておくようにゆっくりと計画的に標的の内臓を抜き取ります。標的は最初のうち、[削除済]までは被験者の爪の接触によって喜びを感じ続けます。被験者は標的の大量の血液、時には適量を越えた量をSCP-829のボトルに集めます。標的が死亡してすぐに被験者はこのサイクルを新たに開始します。SCP-829の影響が既に完全に強力であるので、次の関係を始めることがより容易になります。

一度SCP-829が必要なだけの異なる標的から十分な血液を得ると、被験者はSCP-829を直近のパートナーに紹介し、標的の爪にSCP-829を塗布します。従順な標的は元の被験者と同じようにSCP-829の影響を受けます。従順でない標的は[削除済]。両方の被験者は共にこの性交渉から内臓抜きまでのサイクルを続け、個々にあるいは共に標的を誘惑します。次第にSCP-829により多くの血液が与えられると、被験者は定期的により多くの標的を新たな被験者としてSCP-829に引き入れます。しかしSCP-829が十分な血液を与えられなかった場合は一人の被験者(普通最も新しく引き入れられた人物)が標準的な標的となり、残った被験者が拘束し内臓を抜き取ります。

更なる情報は事例研究829-CS01を参照して下さい。


補遺1, 19██年██月██日:
28歳のアジア系アメリカ人女性である被験者829-14による研究の助手として████████博士が採用されました。最初のインタビューの間、被験者は彼女の爪を████████博士の皮膚に走らせ、予期された反応を引き出しました。およそ3時間語に、████████博士がセクター‐19からの被験者の逃亡を手助けし、両者は捕らえられました。████████博士は被験者の爪が彼の皮膚に触れている時の、被験者が彼に頼んだことをしなければならないという強い衝動を説明しました。被験者は通常通り終了されました。

補遺2, 19██年██月██日:
最近の事件を受けて、SCP-829の動物実験はレベル4の承認を必要とします。食肉目、翼手目、ワニ目、ワシタカ目、キツツキ目、霊長目(ヒトを除く)、鼻長目、フクロウ目、ダチョウ目に分類される対象を用いた実験はO5の承認を必要とします。


  • 最終更新:2016-06-18 15:36:31

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