SCP-766

SCP-766 - Human-Shaped Anomaly in Space (人型空間異常)
© J Driggs 2009

Item #: SCP-766

Object Class: Safe

取扱方: SCP-766は移動不可能であるため、その周囲にサイト-362が構築されています。SCP-766はインドネシア、██████のダミー会社██████ ███ ██の管理のもとで、サイト保管庫後方にある施錠された部屋で保管されています。天井からは木枠が吊り下げられ、ダイヤル錠付きの留め具で床に固定されています。

SCP-766はSafeに分類されますが、接触する場合には予防措置を取るべきです。取り扱う際には革手袋とプレキシガラス製バイザーの着用が推奨されており、これは現場にて保管されます。

概要: SCP-766は物質を通過させない人型の空間異常で、実質的に不可視の人型の「像」となっています。異常を石膏で型取りすることで、研究者はその形状の研究が可能となりました。形状は、島の住民と一致する特徴を備えた、解剖学的に完璧に正しい30代後半の裸体の女性です。走行時に足を踏み出そうとしている姿勢を取っており、左上後方を注視しています。右手の指は円筒形の中空部を残して握りしめられており、それがかつて何らかの道具を持っていた事を示唆しています。左肩には、鞄の帯によるものと思われる帯状の窪みがあります。SCP-766は疲れと驚きの入り混じった表情を見せています。

SCP-766は、かつて「女性型に見える木」として地元住民に知られていました。これはビャクダン (Santalum album) が周囲に成長して、その形状を取っていたことによるものです。19██年の森林火災までは単なる奇妙な形の植物であると考えられていましたが、火災によって木が燃え、灰がSCP-766上に乗り、あたかも浮遊しているような外見となりました。財団エージェントはこれに介入し、隔離しました。

SCP-766は、事実上いかなる材料からも構成されていないと思われます。X線撮影はその形状を示さず、伝導率の測定でも何の結果も得られませんでした。ソナーが唯一の有効な可視化手段です。ダイヤモンドドリルビットを用いてSCP-766のサンプルを得る試みは、機械の破損という結果に終わりました。

SCP-766のすべての要素は固体で、移動不可能です。これはその「髪」にも及び、エージェントは刺し傷を防ぐよう留意すべきです。必須ではありませんが、現場における安全装備の使用は強く推奨されます。SCP-766を移転する試みは成功しませんでした。移動のためにブルドーザーや他の重機の使用が試みられましたが、無益でした。

補遺766-01:

時間と資源が提供されれば、財団の管理下にあるSCP-182や他の媒体の助けを借りた研究によって実りある成果を提供することができるだろう。他の実験からは何も結果が得られなかったが、我々が持ついくつかの他のSCPの特性を利用すれば、SCP-766の知性を検知できるかもしれない。
 -█████博士

 -特別資産による不測事態手当の要請は、保留中であるとして拒否されました。

  • 最終更新:2016-06-18 13:40:09

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