SCP-487

SCP-487 - The Impossible House (ありえない家)
© SpoonOfEvil 2009
SCP-487.jpg
建造直後に撮影されたSCP-487の写真。

Item #:SCP-487

Object Class: Euclid

取扱方: SCP-487は民間の牧場を装って財団が購入した8.05km(5マイル)の緩衝地帯に囲まれています。緩衝地帯の周囲を、目撃した権限無き侵入者の終了命令を受けたレベル2保安職員がパトロールします。また、境界線保安部隊はいかなる状況下でも緩衝地帯に入らないようにも命じられています。境界違反が発生した場合、緩衝地帯内にいるレベル3職員まで直ちに通知しなければなりません。

SCP-487へのアクセスは、レベル3以上のセキュリティクリアランスを持つ職員に制限されます。SCP-487の内部にいる間、全職員はアイテムを動かすことが固く禁じられます。ただし、そのように命令を受けている、あるいは現在の実験の一環である場合を除きます。SCP-487内にあるアイテムの認可無き配置変えは直ちに記録されるべきであり、SCP-487内の全職員は標準的な避難プロトコルに従う必要があります。

収容プロトコルが破られた場合、生存しているレベル4職員が収容フェイルセーフを発動することが許可されています。これはSCP-487の外部に埋められた爆破装置によって構成されています。

概要: SCP-487 はアメリカ合衆国███████州███████████の北東部にある家です。SCP-487の正確な外見と建築様式は、屋内にあるアイテムの配置に応じて常に外観や構造を変化させるため、決定的に説明することが不可能です。現時点におけるSCP-487の外観はシアーズ・カタログ・ホームの極めて大型なものです。

SCP-487内には、およそ3294個の、オカルトその他の迷信に起源を持つアイテムがあります。これらのアイテムは、厳格な風水の原則に従ってSCP-487全体に慎重に配置されています。個別には、これらアイテムはいずれも超自然的能力を示さず、本質的に普通かつ非異常性の物品です。しかしながら、アイテムが極めて近接状態かつ特定形式で配置されていることによって、相乗効果でSCP-487を改変し、または時として物理法則に逆らわせることを可能としていると████████博士は理論上想定しています。SCP-487内の特定のアイテムの配置を変更する初期実験は、この仮説を支持しているように思われます(補遺1-3を参照)。

歴史的な記録によると、SCP-487は████年に建てられ、様々な家族や個人が所有していました。偶然なのか故意なのか、全ての所有者はオカルトや迷信起源のアイテムを数多く収集することに人生を費やしていました。以前の所有者の背景調査では、前述したアイテムの収集に向ける明白な衝動を除き、疑わしい点・普通でない点は何も明らかになっていません。財団は████年、SCP-487の前所有者である█████████ ████████が家族の友人に対してSCP-487関連の奇妙な出来事について半狂乱で掛けた電話をエージェントが傍受した際にこの異常存在のことを認知しました(補遺1を参照)。█████████ ████████は記憶処理を施され、███████████州████████へ転居しました。

補遺1: SCP-487の最初に記録された形状はジョージ王朝時代風の家でした。SCP-487の屋内には、建物の設計図で示されているものよりも有意に広大な地下室がありました。更なる探索により、認識可能なパターンの無い廊下・部屋・ドアの広大な迷路の存在が明らかになりました。探索は、研究者1名が遠征チームから逸れ、帰還しなかった際に一時中断されました。捜索班は最終的に、研究者のカメラを無傷で発見しました。映像分析は、研究者が絶望的なほどに道に迷い、SCP-487が彼を付け回していると確信するに至ったことを示しました。研究者の遺体は後に発見され、死因は自傷行為による頸部損傷と断定されました。更なる調査は中止されました。

補遺2: アイテム254の偶発的な移動の後、地下エリアは跡形もなく姿を消しました。この後まもなく、SCP-487内にある現代的な電子機器・機械設備の全てが機能を停止しました。しかしながら、屋内に持ち出すと、影響を受けた全機器が正常に機能し始めました。産業革命期の原動力(蒸気など)で動く機械その他の技術は、まだSCP-487内で正常に機能します。

補遺3: シアーズ・カタログ・ホームとしてのSCP-487の現在の形状は、特定の数学的パターンに応じてアイテム405、772、1056、および2001を移動した結果として発生しました。SCP-487の寸法は現在1ヶ月あたり0.3cm(0.12インチ) の割合で拡大しているように思われ、収容フェイルセーフの除去および再配置を必要としています。研究者たちは家の周囲から呻き声や唸り声が聞こえると報告を寄せていますが、これはSCP-487の構造材質に膨張圧力が掛かることに起因しています。

補遺4: アイテム991と1074が認可を受けずに除去された後、追跡衛星が、SCP-487の大まかな位置を中心とする地表下部の大規模な熱エネルギー蓄積を検出しました。欠けたアイテムが元の場所に戻されると、異常なエネルギー測定値は直ちに発散しました。

  • 最終更新:2016-06-28 21:45:46

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード