SCP-2866

SCP-2866 - Graffiti Activist (落書き活動家)
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SCP-2866.jpg
初期収容前のSCP-2866。

Item #:SCP-2866

Object Class:Euclid

取扱方:SCP-2866は一辺が4mの立方体である独立したコンクリート壁の表面に収容されます。収容室の床はガラス・柔らかい土・または砂利で構成(あるいはそれらを厚さ5cmの層として塗布)されます。加えて、収容室の全ての壁はガラスで構成(あるいはそれを厚さ3cmの層として塗布)されます。これは効果的な封じ込めのために必須のものではなく、封じ込め違反に対するより高度な防御のためです。SCP-2866を他の場所へ輸送しなければならない場合は、砂利で覆う事により封じ込めが可能です。

SCP-2866を収容しているサイトは、SCP-2866が封じ込め違反時に移動できる距離を制限するために、大都市圏からは少なくとも100km離れた地点に位置しているべきです。

20██-██-08現在、SCP-2866への接触と観察は一時中止されています。詳細については補遺2866-Aを参照してください。

概要:SCP-2866は高さ約3mの生命を持つグラフィティアートであり、フード付きのスウェットシャツとジーンズを着たアジア系男性の姿が黒のスプレー塗料で描かれたものです。SCP-2866は、現在SCP-2866が占有している壁と同一平面上にあるか隣接している限りにおいて、一般的な建物の表面 (*1)に自身を移動することが可能です。

SCP-2866は、知覚力をある程度持っていると考えられています (*2)。収容されていない場合、SCP-2866は未知の手段で政治的な抗議活動を探し当て、近くの壁に目立つように出現します。SCP-2866はその後、関連するスローガンを記したプラカードを表示して抗議に”参加”する事を試みます。SCP-2866はプラカードの無尽蔵の供給源を持っていると思われます。プラカード生成時には屈みこんで地面から拾い上げているように見え、この時点で手に持って表示されます。現在までにSCP-2866は█件の抗議に参加しているのが確認されています(部分的なリストは補遺2866-Aを参照)。

SCP-2866は、社会経済的な不平等への反対および/または社会自由主義への支持に関する抗議にのみ参加します。SCP-2866がこのような抗議に関与すると、常に付加的な異常効果が発現します。SCP-2866の近くにいる人々は、この落書きを人間の抗議運動者であるとみなし、関心を抱く事はありません。SCP-2866が参加した抗議者たちは活気づき、抗議活動を延長すると共に、時折SCP-2866のプラカードにあるスローガンを叫びます。加えて、SCP-2866が関与している抗議活動を見た者は、その問題に関する以前のスタンスに関係なく主張に同意し始めます。効果は5~14日間持続し、その後影響を受けた人物は以前の意見を取り戻します。この効果は、█例の法律改定とSCP-2866の抗議を直接的に結び付けています。

抗議活動に参加していない場合、SCP-2866は静止状態を保っており、時には一般的な政治的スローガンを記したプラカードを持っています。最も一般的なプラカードはステンシルの大文字で”Society gets the kind of vandalism it deserves”(社会はそれに値する破壊行為を得る)と記されたものです。

補遺2866-A:SCP-2866抗議活動の部分的リスト:

イベント:最低賃金の引き上げを支持する█████ ██ ██████グループによるラリー
日時と場所:ニューヨーク州██████、2010-██-██
SCP-2866の行動:SCP-2866は20ドル札を描いたプラカードを生成。下には”YOU TRY EATING WITH THIS, PIGS.”(これで食ってけ豚どもが)と記されていた。
注目すべき結果:抗議は解散までに█時間続き、関与した抗議参加者はクラスA記憶処理を施された。SCP-2866は封じ込めを回避。その後の世論調査で、ニューヨーク州██████の人々の80%が最低賃金の引き上げに賛成した事が示された。

イベント:ゲイ・プライド・パレード
日時と場所:ニューヨーク州████████、2011-██-██
SCP-2866の行動:SCP-2866は片手に虹色の旗を持ち、もう一方の手に”LEGALIZE LOVE!”(愛を合法化せよ!)のプラカードを持った。
注目すべき結果:SCP-2866は巧妙なアート・インスタレーションだったという噂が財団工作員により広められた。SCP-2866の封じ込めに成功。事件から7日後、同性結婚法案の投票がニューヨーク州で行われた。反対票█%に対し、██%の人々が合法化に賛成票を投じた。

イベント:ウォール街を占拠せよ
日時と場所:ニューヨーク州ニューヨーク、2011-09-17 (当時SCP-2866はサイト██に収容されていた)
SCP-2866の行動:SCP-2866は”ウォール街を占拠せよ”の抗議が行われている方角を”見て”いることが観察された。持っているプラカードは”WE ARE THE 99%, AND WE WILL NEVER STOP”(私たちは99%、私たちは決して止まらない)であった。SCP-2866は抗議中ほとんど動かないという非定形的な挙動を示し、この状態を28日間(“ウォール街を抗議せよ”運動の期間)保った。
注目すべき結果:この後、SCP-2866は通常の挙動を再開。サイト██の職員に顕著な変化は記録されなかった。

イベント:SCP-2866の知性・起源・目的を確定し、その他の有用なデータを得るための、██████研究員による問いかけの試み
日時と場所:サイト██、201█-10-20
SCP-2866の行動:██████研究員が繰り返し自己紹介を試みる一方で、SCP-2866は20分間にわたり質問に応答しなかった。質問を開始して約22分後、SCP-2866は”FUCK THE FOUNDATION.”(財団をファックせよ)と読めるプラカードを生成。██████研究員は質問を終了した。SCP-2866は48時間プラカードを保持し続けた。
注目すべき結果:SCP-2866の財団に関する知識は、情報収容プロトコルの軽度な違反として扱われた。調査は決定的なものではない。"抗議"を目撃した研究者は、サイトの管理に関する財団の方針の多くに穏やかな不満を報告したが、下記の抗議まで相関関係は気づかれないままであった。

イベント:なし
日時と場所:サイト██、201█-██-08
SCP-2866の行動:SCP-2866は2枚のプラカードを生成。1枚は様式化されたSCP-███の収容違反の図案であり、もう一枚は”RELEASE ███ NOW, FOUNDATION SLAVERS!”(直ちに███を解放せよ、財団の奴隷商共!)だった。SCP-2866は5時間この活動を続けた。
注目すべき結果:”抗議”開始から2時間後、██████研究員は意図的にSCP-███の封じ込めを違反。SCP-███は(██████研究員を含む)サイト██職員8名が死亡した後に再捕獲された。SCP-2866のSCP-███に関する知識は、情報収容プロトコルの深刻な違反とみなされた。調査は決定的なものではない。特別収容手順が更新され、SCP-2866の観察と相互作用は制限された。

  • 最終更新:2016-06-26 18:12:29

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