SCP-2774

SCP-2774_SlothManGrey.jpg
無害な色に編集されたSCP-2774-Aの画像
SCP-2774 - The Slow Burn Sloth (静かに怒れる樹懶)
© Moohab 2016

アイテム番号: SCP-2774

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 全てのSCP-2774実体は回収時に破棄します。オンラインビジュアルメディアの全形式に対し、SCP-2774-Aの監視と精査を行うため、ウェブクローラA03G3が設置されており、検出時には収容チームに警報が発せられます。収容チームはインターネットとテレビ中継におけるSCP-2774-Aの監視に割り当てられています。検出された場合、収容チームをただちに派遣する必要があります。SCP-2774実体に5秒以上暴露した人物は全て、クラスC記憶処理の上、一時的にサイト-116に移送されます。SCP-2774の性質のため、SCP-2774に割り当てる研究者は、2型2色覚 (*1)と同等の色覚であることが推奨されます。

収容チームは、SCP-2774の影響を受けたものを回復させ、有望な治療法のテストのために被影響者をサイト-116に移住させるために尽力しています。治療法が発見されるまで、全ての被影響者にサイト-116の永住権が付与されます (*2)。サイト-116の被験者を用いた実験の承認は、倫理委員会およびサイト監督官マーティン博士によって行われます。サイト-116に収容されている被影響者は、適切な関係者による承認がない限り、他者との接触は常に制限されています一切行いません。

サイト-116に収容中の被験者は、1日あたり2時間、他の被験者との社会的相互作用が許可されています。朝食、昼食、中庭休憩、夕食の時間は30分と定められています。被験者が指定された共用空間の外に出ること、および5人以上のグループに留まることは許可されません。2010年10月15日現在、被験者はEuclidレベル人間型実体収容室に収容されます。被験者はどのような形であっても社会的相互作用を行ってはなりません。また、被験者は通達があるまで収容室から出てはいけません。

概要: SCP-2774は、SCP-2774-Aが出現するメディアの総称です。SCP-2774-Aはミーム的影響を持つ、未知の人間型実体の画像で、ナマケモノの衣装を着ていると推定されます。SCP-2774の効果は、SCP-2774-Aへの曝露後、40-100時間の間に生じます。影響を受けた者は、認知機能を使用する能力、またはより高次の決定能力を失いますが、24時間ごとに連続約150秒間のみ能力の喪失から回復します。この時間はランダムに発生します。

SCP-2774-Aは、映画、テレビ、雑誌といった様々な形態の非リアルタイムメディアに出現します。個人的に録画されたビデオや写真に出現する場合もあります。SCP-2774-Aは通常、出現中のメディアにおいては背景に位置しています。現在までインターネット上でのSCP-2774の出現例は存在していません。カナダ北部での事件では、SCP-2774-Aが地方テレビ局の中継に現れたため、一事件で4000人以上がサイト-116に移住する結果になりました。映像は、赤や緑の色相が含まれている場合にのみ異常特性を維持するため、2型2色覚やその他の色覚異常を有する人物はSCP-2774の影響を受けません。

SCP-2774-Aの影響を受けると、犠牲者は反応時間が遅くなるものの、筋肉記憶に基づいて正常に動いているように見えます。犠牲者は非常に受動的で他人の言いなりとなっており、基本的な質問に答えることや支持に従うことを嫌がらない一方で、感情の欠如を示します。犠牲者には意識があるように見えますが、犠牲者はこの期間中、自分の行動をコントロールすることは一切できません。犠牲者は、150秒間の意識清明期間に入ると、多くの場合非常に興奮したり怯えたりします。犠牲者は意識清明期間に見境ない行動をとる可能性があります。被影響者は、認知機能を持たない期間中、完全な記憶があるものの、自分の取る行動を把握することや、行動に影響を与えることはどうやってもできないと報告します。最初に認知能力の回復に気がついた時は、多くが自身の状況が永続的であることを実感し、恐怖感を表します。ほとんどの場合において、SCP-2774の被影響者は自身の身体が自律的に動いている間、SCP-2774-Aが見えていると報告しています。その期間中は現実の知覚を喪失しているように見えます。被験者の意識がある時は不安定であるとみなされ、近づく際は注意しなければなりませんいかなる時も近づいてはいけません。

サイト-116への移住者は、SCP-2774-Aに親近感を示しています。SCP-2774-Aに関する芸術、文学、人形は、通常は被験者の部屋の隅に格納されています。これらの物品は全て無意識のうちに作成されていたものであると推定されます。これらの物品は通常、空き時間に被験者間での交換が行われています。そのようなアイテムは全て除去、焼却され、作成者は終了処置されます。SCP-2774-Aを模しているように見える他の物品についても同様です。

インタビュー記録 0027

インタビュー記録 0030

インタビュー記録 0032

補遺アルファ(要レベル3)


  • 最終更新:2017-03-26 17:24:00

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