SCP-2680

SCP-2680 - The Gorillas Simply Freeze to Death (適応性飲料ウィルス戦記)
© A Random Day 2016
SCiPNET直接アクセス端末へようこそ。コマンドを入力してください
login adesai@@foundation.scp Bh4raDvaja!anG!rasa?barh.45patya
ユーザーネーム: アルヴィンド・デサイ
称号: サイト-42、管理者
認証が確認されました。コマンドを入力してください
access 2680 -r -m 4
只今SCP-2680を表示中 - 主要な改訂のみ、クリアランスレベル 4



VER.1.5.6 (1919/01/16改訂済)




VER.2.7.0 (1933/12/05改訂済)




VER. 3.3.0 (現行版)

Item #: SCP-2680

Object Class: Euclid Keter

取扱方: 現在、SCP-2680の実例1本がサイト-75に収容されています。これは、標準的な生物学的収容室の内部にある、標準的な生物学的異常物収容キューブに格納されます。SCP-2680-1個体が1名、サイト-75の、人間の居住に合わせて改装された生物学的収容室に収容されます。当該個体には8時間ごとに、Dクラス用カプセル糧食が3つ、糧食移送機器を介して配送されます。

サイト-75から5km圏内では、如何なるアルコール飲料も消費・保管・持ち込みを許可されません。同様に、サイト-75から5km圏内では、如何なる種類のガラス瓶も利用を許可されません。ガラス瓶がサイト-75の進入禁止ゾーンで発見された場合は、バイオセーフティ・レベル4プロトコルに則って即座に職員が焼却します。職員が酩酊の症状を示しているのが発見された場合、その人物に対する物理的接触は成されるべきではなく、即座にサイト保安部に通報しなければいけません。

機動部隊カッパ-3 (“絶対禁酒主義者”)、ベータ-7(“狂遺伝子の帽子店”)、ラムダ-12(“媒介害獣除染隊”)が、野生のSCP-2680感染を調査し、抑制するために配備されています。SCP-2680のワクチンもしくは予防法を開発するための研究が進行中です。

全ての財団職員は、段ボール箱または6パックまとめ用リングから物理的に取り出されていないアルコール飲料全ての形態の容器入り飲料の消費を避けることを推奨されています。

概要: SCP-2680は正体不明のマクロウィルスの一種です。暫定的にレトロウィルス科(Retroviridae)に分類されているこのウィルスは、様々なタイプのアルコール飲料、とりわけバドライトおよびクアーズライト・ビールの瓶に似た形状を取ります。“瓶”と“キャップ”を構成しているのは、シリカと、ソーダ石灰ガラス・紙製ラベル・金属製ボトルキャップ王冠の特性を模倣する異常なケラチンです。瓶の内部の液体はアルコールの物理的特性(擬態しているブランド名に依存)を模倣していますが、実際には水・幹細胞・キシリトール・タンパク質・RNAから成る溶液です。

人間によって消費されると、この液体は、同量のアルコールを摂取した場合のそれと類似する酩酊作用を齎します。その後、液体は消費者の体内で一連の生理的変異を引き起こし、食道の溶解および拡大を触媒すると共に、余剰食道組織をSCP-2680溶液の生産に特化した腺へと変化させます。

感染者(SCP-2680-1と指定)は自傷性皮膚症・狼咬症・反芻症候群を発症します。3-6週間かけて、感染者は自分の指・手足・胴体の周りの皮膚を徐々に消費します。

6週間が過ぎた後、SCP-2680-1個体は消費した皮膚組織を、SCP-2680の“瓶”と“ラベル”と“キャップ”に変化した状態で吐き戻し、その後にSCP-2680の溶液を“瓶”の中に嘔吐します。SCP-2680-1個体は一回あたり最大6本のSCP-2680実例を生産することが可能です。最後の瓶が吐き戻された時点で、消費と逆流のサイクルは再開します ― 逆流の最終過程においてSCP-2680-1個体は前行性健忘の症状を示し、結果的に、自分で生産したSCP-2680実例を店売りされているごく普通のアルコール飲料だと思い込みます。

SCP-2680-1個体はこれらの行動を実行するうえで異常な強制的衝動に駆られている様子がなく、このような振舞いに及ばないように調整・訓練することが可能です。しかしながら、大部分の個体は治療に抵抗し、自らの病状を秘密にしておく傾向が見られます。

補遺2680-1:

██/██/██、████の████████にあるプロテスタント信者のコミュニティが完全にSCP-2680に侵された状態になっているのが発見されました。感染者の中には約█~██歳の子供たちがおり、彼らはコカコーラおよびファンタ・ブランドの炭酸飲料に擬態したSCP-2680を生産していました。この事態発覚に鑑みて、SCP-2680はKeterに分類されました。これに応じて機動部隊カッパ-3の調査プロトコルは更新され、ベータ-7とラムダ-12が補佐として割り当てられました。


訳注: 記事原題(The Gorillas Simply Freeze to Death / ゴリラは単に凍死する)についての解説 (SCP財団日本支部へのリンク)

  • 最終更新:2017-01-08 22:17:21

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード