SCP-2569

SCP-2569 - Blood Lamp (赤血のランプ)
© Aelanna 2014

Item #: SCP-2569

Object Class: Safe

取扱方:
SCP-2569はサイト-15の標準的な保管ロッカーに電源を切った状態で保管されます。SCP-2569による実験はレベル3以上の保安職員による事前の認可を得てから、予め準備がされた実験房内でのみ行われます。電力供給時、SCP-2569から5m以内の危険区域へは、事前の健康診断とレベル3上位研究者の認可を受けた職員1名に限り接近を許可されます。

概要:
SCP-2569は「ラバライト (*1) 」と呼ばれる装飾ランプで、1968年頃ラヴァ製造会社で製造されました。同時期に生産された他のラバライトと同一の素材で構成されています。SCP-2569は類似した機器に対し、その異常な質量(通常品よりおよそ21%重い)と、通常品において特徴的な視覚効果を与えている不透明なワックス溶液の欠如で区別できます。「我らは皆皿を分けた家族[原文のまま] (*2) 」という文章がピンクのグリッターグルー(ラメ入り糊)製の土台へ刻まれていました。

SCP-2569の電源を入れると、少量の血(1分につき約5ml)がおよそ4m以内にいる生きた人間の被験者の大動脈から、未知の手段によってSCP-2569のガラス容器内に吸い取られます。これは血の量がSCP-2569のワックス溶液の容積(通常品の内部に存在する量と同じ)に及ぶまで継続します。吸血が完了した後、失った分と同量の血液がこの影響を受けた全被験者の上大静脈へ等しい比率で戻ります。ランプの加熱作用のため、SCP-2569がこの循環状態に達すると、影響を受けた被験者は「胸に奇妙だが不快ではない暖かさを感じる」と報告します。SCP-2569の電源を切ったとき、内部に含まれるすべての血液は、影響を受けた被験者の体内へ流出した分に等しい量だけ距離に関係なく戻ります。SCP-2569に吸い取られた血が、なぜ化学組成の違いに関係なく通常のワックス溶液と同様に流動するのかは不明です。

SCP-2569は2004年、ある若年夫婦の事件に対する警察の調査中、夫の亡くなった両親の家の屋根裏を捜索中に発見されたことで財団の注意を引きました。事件後のインタビューから、夫妻は親の保管していた財産の中からSCP-2569を発見し、それがまだ動くかを確かめるために電源を入れたことが判明しました。女性被験者は診療記録から血液型がAB型であることが確認されました。男性被験者はO型Rhマイナスで、妻の血液に対する重度の急性溶血性反応が原因で急性腎不全と心拍停止を引き起こし死亡しました。すべての目撃者にはクラスA記憶処理が施され、表向きの死因は一酸化炭素中毒として記録されました。この家の捜索において、その他の異常な物体は発見されませんでした。

  • 最終更新:2016-06-26 17:16:04

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