SCP-2148

SCP-2148 - Mr. Stripes (ミスター・しましま)
© TwistedGears 2015

Item #: SCP-2148

Object Class: Euclid

取扱方: SCP-2148はサイト-██の██ホールにおいて、標準ヒト型生物収容室に収容します。SCP-2148-1は常に所定の位置に留めておきます。異常特性が発現した場合、クラスCの記憶処理がSCP-2148に施されます。

概要: SCP-2148はインド系の男性ヒト型生物です。「リトル・ミスターズ®の一員、ミスター・しましま by ワンダーテインメント博士」という言葉がSCP-2148の右上腕に刺青されています。SCP-2148-1は白い目隠しであり、SCP-2148の影響に対して免疫を持ちます。SCP-2148-1には「博士の特注品」というブランド名が縫い込まれており、発見以来SCP-2148によって着用されています。

SCP-2148の異常特性は、SCP-2148-1およびSCP-2148自身以外の存在を視覚的に記憶できないかぎり発現しません。視覚刺激を介して人や物を記憶した場合、その時点における当該人物あるいは物体に関する物理的およびデジタル的な情報は、即座に黒線によって塗り潰されます。この事象以降に作成されたメディアに対しては、SCP-2148が問題の人や物をもう一度観察しない限り、変化は起こりません。クラスC記憶処理は、曝露3時間以内であれば、プロセスを逆転できることが証明されています。

SCP-2148は███████博士によってサイト-██の外で発見された、財団が遭遇した”リトル・ミスターズ”関連の最初のアノマリーでした。
前書き: 1995/07/03、オリジナルの転写が影響を受けていたことが検出されたため、以下の転写は録音を基に再作成したものです。

<記録開始>

SCP-2148: ミスター・うそっぱちは、まだ来てねぇのか?

███████博士: 何ですって?

SCP-2148:ちょっとした、あー、好奇心さ。何つうか、もう一度兄弟を見ることが出来るか疑問に思ったんでな。いやその、何つうか、比喩的に言えば。実際には前にあいつを見たことがない。でもあいつは、俺のすぐ後にここに来るだろうって言ったんだ、で、俺はちょっとの間ここに留まってるわけだが、未だにあいつの姿を見てない。比喩的にな。

███████博士: いえ、まだ来ていませんね。では、より多くのリトル・ミスターがいるという事ですか?

SCP-2148: ああ、うん。全部で20人だ、俺も含めてな。数字にゃ何の意味もありゃしないんだが、俺がワンダーテインメント博士に作られた最初のリトル・ミスターだ。ミスター・うそっぱちは、そう言った。俺たちはコレクターズアイテムで、十分に意味のある存在なんだって事もな。

███████博士: 彼らのことを頻繁に見たのですか?

SCP-2148: その、文字通りの意味でか? 見たのは1人1回ずつだ。まぁ、レッドは別だが。あいつのことは2度見なきゃいけなかった。正直言って、正確に記憶したくないと思わせるような野郎だったもんでな。

███████博士: ミスター・うそっぱちの事を見たことはないと言いましたが?

SCP-2148: いや。あー、そうだ、確かに言った。[沈黙] あいつのことは見てない。何かの理由で最後になるはずだったって俺に言った、はずだ。何故なのかはさっぱり分からなかったんだが、俺がどうこう言う立場でもねぇからよ。俺はただあいつに付いて回って、色んなものを見ることになってたんだ。

███████博士: それで、貴方たち2人は何処へ行ったのですか? 貴方は何を見たのですか?

SCP-2148: あぁ、何つうか、色んなものをだよ。度々政府の建物に行ったな、あるいは少なくとも、皆が政府の建物だって言う所にだ。たぶん俺は正確には分かってないんだろうけどさ? でもまぁ、いつもミスター・うそっぱちが道を示してくれたからよ。ミスター・うそっぱちには友達が沢山いたし、俺たちが行くべき所に向かうには何を言えば良いかってことをいつだって正しく分かってた。でも実際にあいつを見たことは一度も無いのさ。博士は俺にメモをよこして、まだうそっぱちを見ちゃいけないよって言ってくれたんだが、その後すぐメモは黒線だらけになっちまった。妙な話だ。

███████博士: では、ミスター・うそっぱちが現在どこにいるかは分かりますか?

SCP-2148: いいや! だが、すぐにでも此処に来るだろうさ。会うのが待ちきれないね。

<記録終了>
補遺1: SCP-2148初期収容の2週間以内に、SCP-905SCP-920が未知の手段を通じてサイト-██に到着しました。度重なる情報漏洩について議論するため、現サイト管理者とO5-4の間で協議が行われました。サイト管理者███████は”リトル・ミスターズ”に関連する全ての将来的アノマリーを██ホールに収容することを要求し、O5-4によって承認されました。SCP-2148はその後問題なく██ホール内の新たな収容室に移転しました。

補遺2: 1995/05/12、SCP-2148初期収容以降の約3週間に渡って、サイト-██の監視映像に1つのアノマリー(暫定的にSCP-2148-2と指定)が映り込んでいるのが発見されました。SCP-2148-2は全ての監視映像において、断続的に███████博士とサイト管理者███████を覆い隠す黒線として現れていました。

これについて質問されたとき、両職員は、SCP-2148-2が付き纏っていた時間帯についての、それぞれ個別かつ等しく明確な記憶について言及しました。███████博士は無関係なアノマリーとの実験を行っていたと語り、サイト管理者███████は書類仕事をしつつ一時はO5-4と会話していたと主張しました。両者の主張は、O5-4を含む他職員と、監視カメラ映像によって裏付けられています。

SCP-2148-2の顕在は、SCP-2148と███████博士のインタビュー後まもなく終了し、この間███████博士はSCP-2148-2に覆い隠されていました。███████博士は程なくサイト-██を退出し、何事も無くカメラ映像の外へと離れていきました。

これについて質問されたとき、SCP-2148は、どのようにしてこれが発生したのか全く分からないと主張しました。収容室を検査した結果、以前には確認されていなかった、SCP-2148の異常特性によって影響を受けている1枚の写真が発見されました。

補遺3: 元来はリトル・ミスター・シリーズ関連の文書を所持していないと考えられていたものの、質問を受けた際、SCP-2148はSCP-2148-1を外し、裏面に同様の文書が印刷されている事を明らかにしました。

  • 最終更新:2017-04-21 01:03:05

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