SCP-1878

SCP-1878 - Milkman Mimic (牛乳配達ミミック)
© Zekky 2012
SCP-1878-medium.jpg
SCP-1878。SCP-1878-1とSCP-1878-2が無い状態で撮影。

Item #: SCP-1878

Object Class: Euclid

取扱方: SCP-1878の全ての出現は、割り当てられた工作員による手順B-04”ミルクラウンド”の適時の実行によって無力化されます。基本的に1台のSCP-1878実体が毎日出現します。手順B-04は以下のように実行します。

  • 04:45、割当工作員は、財団所有のトラック(LGV)がアルバーツ通りとダウンズフィールド通りの交差点の所定位置にある事を確実にしなければなりません。トラックは道路を完全に封鎖する必要があります。

  • 05:00、SCP-1878はダウンズフィールド通りからアルバーツ通りへと右折してくるでしょう。トラックが正しく配置されている場合、SCP-1878は進行できずに停止します。SCP-1878が停止した後は、車両の荷台下にあるバッテリーを断線して動かないようにする必要があります。

  • およそ05:05、SCP-1878とその内容物をトラックに積み込み、速やかにサイト-52へ移送した後、指示が無い限りは焼却処分します。

SCP-1878の予想される振舞いや積荷からの逸脱は、クラーク博士に報告する必要があります(補遺を参照)。

概要: SCP-1878実体は、外部からは、マークの付いていない標準的なミルクフロート(電気自動車)のように思われます。SCP-1878の各実体には、ヒト型生物の運転手(SCP-1878-1と指定)と、ミルク状物質の積荷(SCP-1878-2と指定)が付随しています。アルバーツ通り(イギリスの█████に位置)周辺の大掛かりな捜索にも拘らず、SCP-1878の原点はまだ判明していません。

SCP-1878のハンドルは非機能的であり、ペダルや操作パネルもありません。しかしながら、SCP-1878-1を運転席に乗せている時だけは動くのが観察されています。車両の自律移動が可能か否かは不明です。SCP-1878の車輪は、電気モーターに接続された単一のバッテリーで駆動しています。

SCP-1878-1は、およそ40~50歳の人間男性の姿をした実体です。SCP-1878-1は外見上、正常な人間と区別が付きませんが、内部解剖学構造と遺伝的構造はかなり簡素に思われます(詳細はメディカルレポート1878-Aで閲覧可能)。一般的にSCP-1878-1は知性の兆候を見せず、外部刺激にも反応しません ― しかし幾つかの例外はあります。SCP-1878に乗り込むと、SCP-1878-1は専ら静止して顔を真正面に向けたままになります。

SCP-1878-2は、外見と粘度が牛乳に似た物質です。SCP-1878によって搬送されている時は常に、マーク無しのガラス瓶に入れられ、アルミ箔の蓋が被せられています。SCP-1878-2は通常、脂質およびポリペプチド(しばしば非標準的なアミノ酸を含みます)を含有していますが、これらは既知の動物の乳から発見されるものとは類似しません。液体の消費には不快感が伴うことが述べられていますが、基本的には危険ではありません。長期的な消費による影響の実験により、SCP-1878-2は通常安全に消費できるものの、頻繁に飲むことで消化器系の問題に繋がる事が判明しました。SCP-1878-2の正確な組成は定期的に変化します。

SCP-1878実体は無力化されなかった場合、アルバーツ通りに沿って存在する、12歳以下の子供が少なくとも1人いる家族が居住する住宅(████/██/██現在17世帯)の全てにSCP-1878-2を配達しようとします。各家の現在の住民1人ごとに、SCP-1878-2の瓶1本が戸口に置かれます。SCP-1878は家の間を走り回り、SCP-1878-1は指定世帯の玄関口までSCP-1878-2を物理的に配送します(これは基本的には、SCP-1878-1の移動が観察される唯一の時間です)。SCP-1878-1はまた、訪問した世帯の玄関口に残っている空き瓶を回収して車に戻ります。

補遺1878-A:
以下は、SCP-1878の通常の振舞いおよび積荷からの目立った逸脱を、関連する日付と共に纏めた簡略リストです。

1991/██/██:手順B-04の失敗。SCP-1878-2が22世帯に配送された。SCP-1878-2を摂取した18人中、14人が胃のむかつきを訴え、1人が重度の下痢で入院。

1995/██/██:SCP-1878は13日間にわたって出現せず。

1995/██/██:SCP-1878は手順B-04に使用される財団トラックの前で停止し、数秒間制止した後、約1mの距離を逆走した。

2002/██/██:SCP-1878はSCP-1878-2を積まずに到着した。

2005/██/██:SCP-1878は手順B-04に使用される財団トラックに衝突し、自身を損傷させた。

2005/██/██:SCP-1878は3日間出現せず。次に出現した際、積荷のSCP-1878-2は腐っているように見えた。

2007/██/██:実験に使われた全SCP-1878-2サンプルは、未知の単細胞生物によって非常に汚染された状態であると発覚した。実験が進行中。

2008/██/██:SCP-1878は17日間にわたって出現せず。

2008/██/██:SCP-1878-1は接近した工作員█████に顔を向け、手順B-04の間中、アイコンタクトを維持した。

2009/██/██:手順B-04の失敗。SCP-1878-2が16世帯に配送された。SCP-1878-2を接種した12人のいずれも悪影響を報告せず。

2011/██/██:SCP-1878-1は手順B-04のために接近した工作員████████に顔を向けて発声した。発声内容は理解不能であった。

  • 最終更新:2016-06-19 15:55:27

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