SCP-1876

SCP-1876 - Selfish Toothbrush (身勝手な歯ブラシ)
© Aelanna 2013

Item #: SCP-1876

Object Class: Safe

取扱方: SCP-1876 はサイト-██のSafeクラス収容棟にある標準的な安全ロッカーに保管されます。SCP-1876の実験は、少なくとも1名のレベル3主任研究員から事前の許可を得た場合のみ実行し、承認された実験エリアへは完全に自動化されたロボット作業車その他の自動搬送システムを用いて搬送する必要があります。追って通知があるまで、SCP-1876を直接取り扱うことが出来るのはDクラス職員のみです。

概要: SCP-1876は[編集済]製の使用済みプラスチック歯ブラシです。持ち手の部分に黒く細い永久マーカーで”stop taken [原文ママ] my shit”と書いてあることを除いては、全く特徴がありません。

生きた対象者がSCP-1876を持ち上げた、あるいは現在地から移動させた約20秒後、対象者はその行為を実行に移す直前へと時間的に変位します。対象者は、”巻き戻し”の後に別な行動を取ることから生じるはずのタイムパラドックスにも拘らず、この時間中に発生した出来事を全て認識しています。

SCP-1876は██/█/██に[編集済]の[編集済]大学寮にあるゴミ箱から発見され、ゴミ箱を移動することが出来ないという管理人の主張を受けて、財団に異常性質についての報告が入りました。財団収容チームはSCP-1876の効果を単離させようと試み、フィールドテストを通して、完全自動化された手段で動かせば異常性質は発現しないと断定することが出来ました。これまでの所、SCP-1876の本来の所有者を特定する試みは成功しておらず、オブジェクトのDNA指紋分析で得られたデータは決定的ではありません。

補遺1876-01:実験ログ

日付:██/█/██
対象:D-33281
概要:SCP-1876は自動操作車によって実験室のテーブルの上に置かれた。その後D-33281は、SCP-1876を拾い上げて部屋の反対側にあるテーブルに移動するように指示された。
結果:対象はSCP-1876に手を伸ばした後、驚いた様子で動きを止め、猥語を呟いた。質問を受けると、対象は彼が「これを別のテーブルの上に置いた途端に戻っちまった」と述べた。対象は再び同じ行動をするように指示を受け、同じ結果に終わり、更なる実験を拒否した。

日付:██/█/██
対象:D-33319
概要:SCP-1876は自動操作車によって実験室のテーブルの上に置かれた。対象は、SCP-1876を部屋の反対側にあるテーブルに移動するように指示され、出来なかった場合は武装警備員に撃たれると通知された。
結果:対象はSCP-1876に手を伸ばした後、数秒間制止。この間、対象はまず驚いた様子を見せ、それは急速に衝撃、次いで恐怖へと変化した。対象はその後、撃たないでほしいと懇願しながら膝をついて啜り泣いた。質問を受けると、対象は指示に数十回従おうと試み、その度に行動がなかったことにされたと主張した。

日付:██/██/█
対象:D-33347
概要:SCP-1876は自動操作車によって実験室のテーブルの上に置かれた。対象は、SCP-1876を拾い上げて持っているように指示された。エージェント█████はSCP-1876が拾い上げられた後、対象を鎮静剤ダーツで撃つように前もって指示を受けていた。
結果:対象はSCP-1876に手を伸ばした後、突然、床に昏倒して意識を失った。医療検査により、対象の血流中に鎮静剤の存在が確認された。エージェント█████のダーツ銃は未だ装填された状態で、発射されていないことが確認された。対象は何事も無く回復した。

  • 最終更新:2016-06-19 15:55:17

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