SCP-1812

SCP-1812 - Extralunar Meme (第二の月)
© Ihpkmn 2012

Item #:SCP-1812

Object Class:Keter

取扱方:SCP-1812は現在地表から高度180kmに存在し、現時点で衝突の危険性はありません。SCP-1812の情報の拡散の可能性により、O5-█、O5-██、サイト-38天文学部門の職員を含み、常に財団で400人以上の職員がSCP-1812を完全に認識する事は認められません。

SCP-1812が写っている可能性がある全ての写真は発見して処分します。現在財団はSCP-1812が検知されてその情報が一般人に拡散しない事を確実とする為に、236箇所の天文台を監視しています。

SCP-1812の潮汐認識効果により、SCP-1812の存在を認識している全ての職員は長さ12km、最高深度3m以上の水に入る事は認められません。SCP-1812の情報が一般人の1-10%に広まった場合、世界中に空中散布によるクラス-A記憶処理を展開します。一般人の10%以上がSCP-1812を認識した場合、全ての沿岸地域を避難させ、拡散率と増加した潮の認識に従い、惑星にある全ての海岸の85%を"浸水域"とみなします。SCP-1812への核による爆撃はこのシナリオの選択肢として考慮されています。

ミーム災害警告

3/1812レベル以上のクリアランスを持たない職員が以下の写真を閲覧する事は禁じられています。適切なクリアランス無しにこのファイルにアクセスを試みた場合、降格、強制的なクラス-A記憶処理、再異動、またはこれら3つの組み合わせを処分として与えられます。

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概要:SCP-1812は高度約180kmで地球を周回する、不規則な形状の小惑星だと考えられています。SCP-1812は最も広い幅が約8kmあり、670g/cm3と非常に高い密度を持ちます。SCP-1812は約32億年前に地球の重力に捕らえられたと考えられています。SCP-1812は地球の軌道を逆走して、約90分で周回します。月の1/437程の直径しかありませんが、地球との距離が短いためにSCP-1812は比較的とても大きく見えます。SCP-1812には太陽光の角度に応じた、月と類似した幾つかの段階(上弦、満、下弦、新)があります。

SCP-1812は、写真に丸を付けたり、手でその位置を指し示す等、知性を持った存在がSCP-1812の存在を聞くまたは読む、または何かしらの方法で指し示されない限り、観測することができないミーム現象です。位置の正確性は重要ではありません;日光の状況によって、SCP-1812を異なる個人が異なる空の位置で見ることができます。SCP-1812の存在は懐疑的です;理論的にSCP-1812が存在しなければならない位置を測定すると、何も無い空間が示されました。しかし、SCP-1812を認識している人物による同じ測定では、この物体の存在を表面上は示します。この文章において、SCP-1812は実在すると仮定します。

SCP-1812の存在を認識する者は周囲の環境の幾つかの相違に気付きます。例として、一旦個人がSCP-1812を認識すると、SCP-1812が太陽光を反射している事に気が付き、SCP-1812が見える時の夜間の視力が増加します。しかし、最も顕著な効果は潮汐とSCP-1812の効果の関係です。SCP-1812は弱いながらも月と類似した引力を地球に働かせます;しかし、この引力は月の自然の引力と合わさって更に大きな潮汐を引き起こし、SCP-1812の影響を受けた存在は海面が干潮時に██m低下し、満潮時に███m上昇し、世界中の島の海岸の約85%が水没していると認識します。どのような手段(空中の移動を除く)でもこの影響を受けた地域に進入した存在は、目に見えない液体の影響を受けているかのように動き、通常は実際の喫水線の約█km内陸からこの影響が始まります。対象体はこの液体を泳ぐ事ができず、動くのが非常に困難になっており、この事はこの液体が水よりも高い粘度を持っている事を示します。SCP-1812の影響を受けた存在がこの液体に頭を浸けると、窒息し始めて重度の低酸素状態になり、最終的に陸地で溺死します。これはスキューバ用タンク等の酸素補給装置を用いて防ぐ事ができます。また、火山活動の増加を認識し、いくつかの火山地帯は小規模の噴火を頻繁に発生させますが、火山活動(灰の柱を上げるような激しい噴火、燃焼を引き起こすような溶岩の露出等)による死亡は稀です。

付録:SCP-1812の発見:SCP-1812の最初の収容は、ニューヨーク市ブロンクス区ニューヨーク海事大学で勉強をしているアマチュア天文学者であるアレキサンダー・モンタークが初めて発見した2ヶ月後に実行しました。彼の発見直後、モンタークは大学の屋根の上に立て篭もって退去を拒み、SCP-1812(彼は"ルナ2"と称した)と潮汐に与える影響をメモに記録して、他のニューヨーク市は高潮で波の下に沈み、彼が出会った全ての人間は単なる幻覚であると信じ込んでいました。最終的にモンタークは空気調整装置でボートを造り、彼が"ニューヨーク海"と称する場所へと押し出そうと試みた結果、大学の屋根から落ちて、その後死亡しました。財団は調査を始め、落下時にモンターク氏は生存していて、死因は窒息と低酸素が原因であると特定しました。エージェントはSCP-1812に関する現在判明している全ての情報が含まれたモンターク氏の日誌を回収し、このミームの主要媒介として用いました。モンターク氏がどのようにして事前情報無しにSCP-1812を発見したのかは現在不明です。

付録:SCP-1812の影響を受けた存在の治療の試みはほとんど成功していません。SCP-1812が作り出す液体は現実のものではないという主張を補強する試みは影響を受けた人間が溺死することなく海洋地域に入ることを可能にしますが、水の存在をも疑うようになり、水を認識することができなくなって脱水または溺死によって死亡します。現在、██人のこの治療を受けている重役の財団職員は常に水分の点滴注射を続けなければなりません。同様に、SCP-1812が反射する光による夜間視力の増大は実際には起こっていないという考えを強要する試みは日光等の星からの反射または直接の光の認識を完全に失わせ、重度の暗所恐怖症に陥らせました。

  • 最終更新:2016-06-19 15:48:07

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