SCP-1652

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SCP-1652内部にいるSCP-1652-1の一個体。
SCP-1652 - Mercy in the Storm (嵐の中の慈悲)
© Jabonicus 2013

Item #: SCP-1652

Object Class: Safe Euclid (事案報告書1652-1を参照)

取扱方: その不動性のため、SCP-1652の周囲30mには軍事演習場を装った境界線が確保されています。SCP-1652の境界は高さ3mの有刺鉄条網で囲みます。SCP-1652へのアクセスにはレベル4職員からの承認が必要とされます。SCP-1652-1個体は適宜治療した後に解放します。

概要: SCP-SCP-1652はテネシー州ドレスデン近郊、座標36.281238,-88.684582に位置する野原です。SCP-1652それ自体は直接的な異常性質を示しません。毎日4時間、SCP-1652の半径15m以内では銃声や爆発音が聞こえます。音には識別可能な発生源が見当たらず、電子機器で音を拾うことは出来ません。

SCP-1652には一切の異常性を示さないLolium perenne (ホソムギ)が繁茂しています。草を0.7m以下の高さまで刈り取ると、当該エリアにおける異常活動は停止します。引き抜かれ、SCP-1652の外部で再成長した草は異常な特性を示しません。

SCP-1652-1は、SCP-1652の内部に生息する様々な種類の野犬を指します。SCP-1652-1個体を発見する全ての試みは、異常性質が既に発現していない限りは失敗に終わっています。SCP-1652-1個体は様々な犬種の姿をしていますが、大型犬のみが確認されています。

SCP-1652内における銃声と爆発の4時間サイクルの後、SCP-1652-1個体がSCP-1652を退出します。この時、最大で12頭のSCP-1652-1個体が観察されています。SCP-1652を離れたSCP-1652-1個体には、第一次世界大戦中に使用された武器と一致する痕や負傷が見られます。
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あるSCP-1652-1個体から摘出された弾丸

SCP-1652-1個体の負傷には以下が含まれます。

  • 銃弾を内包する弾痕
  • 鉛中毒
  • マスタードガス曝露による呼吸器の炎症
  • 数多くの水疱
  • 銃剣と一致する刺し傷

SCP-1652-1個体の体内から発見された弾丸は著しく腐食しており、発射されて間もないことを示すような兆候がありません。回収された弾丸は第一次世界大戦中に広く使用された弾薬と一致しています。

SCP-1652-1個体は生物学的な異常性を示さず、失血死するか治療が行われるまでSCP-1652の周囲を彷徨います。傷の治療を受けたSCP-1652-1個体はSCP-1652の中へ逃げ込もうと試みます。死亡したSCP-1652-1個体の検死では、普通の家庭犬との分化が見つかりませんでした。SCP-1652-1個体は平均して6歳程度の外見をしています。

SCP-1652の外部で2日間過ごした後、SCP-1652-1個体は腐敗し始め、典型的には15~21時間後に死亡します。3日間で██年分の時間経過に相当する腐敗が進行します。腐敗中のSCP-1652-1個体は、SCP-1652へ戻る機会が提供されるまで極端な不快感を見せます。
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発見から██時間後のSCP-1652-2

事案報告書1652-1:
19██/█/██、イギリス様式の軍服を着用した男性1名がSCP-1652内部から逃走しました。この個体をSCP-1652-2と呼称するものとします。SCP-1652-2は、ショートマガジン・リー・エンフィールドMkIII小銃とウェブリー・リボルバーを1丁ずつ携帯していました。SCP-1652-2は骨折・銃創・水疱といった負傷を数ヶ所に負っていました。SCP-1652-2は情報提供に消極的でしたが、自身がフランスの██████に配備されていたことを明かしました。SCP-1652-2はSCP-1652-1個体よりも█6%速い速度で腐敗し始めたことで健康状態が悪化し、回収から5時間後に死亡しました。

  • 最終更新:2016-06-19 14:49:14

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