SCP-1555

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砲身が見えている状態のSCP-1555の外観。撮影時の砲身は通常時よりも著しく長いものだった。クリックで拡大。
SCP-1555 - Facility (施設)
© atomicthumbs 2012

Item #: SCP-1555

Object Class: Euclid

取扱方:
SCP-1555の周囲、半径50マイル(約80.5キロメートル)は米国絶滅危惧種法により野生動物保護区に指定されており、これにより定住民は野鼠のみとなっています。SCP-1555の周辺は極めて困難な環境であるため、巡回警備は必要ありませんが、閉じた門と警備詰所(地域の野生動物研究のため科学者が利用する調査拠点に偽装)が道路入口に維持される事となっています。SCP-1555から放たれるノイズは、財団偽情報チームによって、雷、ソニックブーム、海鳴り(霧砲 (*1))のせいであるとされます。外部表面のあらゆる探査、標本の追跡及び修復に対し、機動部隊ガンマ29(『山爺』)がSCP-1555に割り当てられます。当SCPへの内部探査は遠隔操作機器及びDクラス職員によってのみ行われます。

概要:
SCP-1555は████████国立公園内の無名峰の真下にある地下道に造られた、起源及び目的不明の施設です。施設は山の内部のほぼ全体を占めているように思われ、海抜何メートルといった、どの程度の深さまで拡張されているかは不明です。震動調査及び地中レーダーにより施設外観の範囲についてやや有用な地図が得られ、内部を推測する事が出来ます(但し非常に局所的に)。入口は使用可能ですが、当SCPへの探査の試みは全て失敗に終わっており、結果として一人の財団エージェント(エージェント・ハリス)、一機動部隊(機動部隊イプシロン12『施設管理者』音声・遠隔記録イプシロン12-1555参照)、██人のDクラス職員を失っています。
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唯一既知のSCP-1555への入口。クリックで拡大。

SCP-1555の管状構造物(SCP-1555-1に指定)は山頂付近にまで達しており、構造物の最高度で(山の頂から約20メートル下方)北東に面しその鋼鉄管の口を開け、水平から27度の角度で(平均)3メートル伸びています。管は25口径で1:20の転度 (*2)でライフリングが施されており、外見構造は現代の155ミリ榴弾砲の砲身に似通っています。管はその形状が変化する事が観測されており、変形途中の管への微視的な観測では、鉄の結晶の他に認識される要素が無い事が示されています。変形は通常、砲口の装置形状にあり、例えばマズルブースターや砲口制退器ですが他にも見られています。これら形状の変化はそれぞれ一度だけしか観測されておらず、砲身はその後出て来た時と同様のやり方で見えなくなります。

SCP-1555の発射タイミングは予測出来ず(発射から10日以上の空きは観測されていません)、管から発射体(SCP-1555-2に指定)を撃ち上げます。砲弾は通常、標準的な155ミリ榴弾砲の初速により飛びますが、変化も報告されています。ほぼ全ての場合、砲弾は当SCPの北東6kmにある渓谷に着弾し、5から16匹の野鼠を放出します。野鼠を便宜上SCP-1555-3とします。ほとんどの場合、鼠は外見上は自然の野鼠と全く見分けが付かず(アカネズミ属robertsonii種)、その性別の内約は50対50です。ほとんどの場合、鼠は通常の遺伝的な偏差を示しますが、砲弾の約15%は遺伝的に同一の鼠を格納しています。鼠の放出後、砲弾は(ほとんどの場合)腐食し二時間以内に塵と化します。

機動部隊ガンマ29の観測行為からの抜粋



  • 最終更新:2016-06-19 14:30:34

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