SCP-1129

SCP-1129 - Hyperarousal Response (過覚醒反応)
© Drewbear 2012

Item #:SCP-1129

Object Class:Euclid

取扱方:SCP-1129はサイト-83の高警備翼部にある3m×3m×3mの部屋に収容されています。SCP-1129の性質のため、Level4またはそれ以上の許可された研究員以外は直視または一次間接的な、観察窓やカメラからの目視は許されていません。直視、間接的、記録に限らず、厳格に制限された実験以外でSCP-1129との視覚による接触は許されていません。典型的なSCP-1129観察による効果が映像に映らない間はSCP-1129の存在と状態の維持の観察は超音波によって実施されます。

SCP-1129の影響に関する知識はセキュリティクリアランスLevel4以下含め全職員の義務ではありません。SCP-1129に関わる研究、収容、警備、その他支援班を担当する職員は任務終了の報告と手続きが完了するまでその他のサイト-83の職員から隔離されることになっています。SCP-1129の担当か否かに関わらず、下記に記した症状の第一段階または第二段階が現れた職員はクラスB記憶処置が施され、後遺症の程度を測るための精神鑑定を受けさせた後、必要ならば精神的なアフターケアを行ってください。

SCP-1129の収容の継続を不必要と考える担当職員が現れた場合、SCP-1129に直接晒されていなければ、別の研究に転属させてください。転属前に、SCP-1129担当の職員はクラスA記憶処置の後に記憶の再構築を正常に完了させなければなりません。その際、職員は症状の第一段階および第二段階になっていないか判明するまで最低でも2週間の隔離期間が設けられています。

概要:SCP-1129は明らかに生命体由来のものと推測される巨大な物体です。構成内容はほとんど不明で、どんな物体でも近づくと所々が切断し、必要に応じて自身の大きさを変化させ'流れる'ように通り抜けます。このため、現在まで1つのサンプルしか手に入っておらず、地球上の生命と同様の複数のアミノ酸とホルモン類似体だが、DNAサンプルは検知されていません。縦波超音波による記録に基づくと、SCP-1129は本質的にフラクタル次元で、一部が理論的3.333次元空間だと推測されます。行動から基づくと、未確認ではあるがSCP-1129には感覚があると思われます。

感覚のある存在がSCP-1129と視覚的に接触しすると第一段階、非常に極度の逃避反応が現れます。可能な限りのどんな手段を用いてでもSCP-1129から逃避しようとし、その際の障害や怪我を無視します。 (*1)人間が対象の場合、激しい恐怖と思考が停止するほどのヒステリーに襲われると後に報告しました。SCP-1129から23.3m以内またはSCP-1129から直接視線を浴びている間、対象の第一段階の症状は強さを増します。SCP-1129の影響を受けた対象が影響の範囲から去ったあとも第一段階の症状は数時間 (*2)持続します。影響を受けた対象が影響範囲から移動できない場合、対象の恐怖反応は死亡するまで強まっていきます。検死の結果は一般的には心停止、または類似の症状による死因で、どの場合でも長期間の極度の恐怖とストレスが原因です。

一旦対象が第一段階の症状から回復すると、即座に第二段階に進行します。第二段階はSCP-1129に対して極度の攻撃性と敵意を示します。この症状に陥った人間の対象はSCP-1129に対して"間違っている"、"本当に正しい種類じゃない"、"ここには合わない"等と言い、非常に危険です。対象は可能な限りどんな手を使ってでも即座にSCP-1129を破壊したいという強い感情を示します。第二段階の症状になった動物または人間の対象はその他の存在がSCP-1129の破壊の援助を説得できないと、自身の手でSCP-1129またはSCP-1129を破壊できると考えられるSCPの収容違反を試みます。複数の存在が第二段階の症状にあるとき、対象達は一緒に破壊を試みます。対象の知性は変化せず、コミュニケーション技術や能力を示さないため、異種間での協力は最小限にとどまります。他に行動や衝動の変化は観察されておらず、第二段階の症状の対象は食事や睡眠で休息をとるが、可能な限りの早期破壊を試みようとします。

SCP-1129を目撃すると対象は以前に経験した記憶が無いかのように第一段階へと戻り、サイクルを開始します。対象が死亡するか記憶処置を受けるまでこのサイクルは変化せず続きます。およそ1.7%は対象は代わりに第三段階に入り、すべての随意筋が緊張します。SCP-1129の影響範囲から移動させる、筋弛緩剤を投与する、記憶処置を施す、運動神経を破壊させるなどのすべての処置を施しても、筋肉の緊張を持続します。現在までに最も随意筋を回復できたのは3例で、まぶたの制御、任意の瞬き、声帯の部分的な制御です。これらの場合、記憶処置による第一段階、第二段階の症状の消去は成功しました。

芸術品では影響はありませんが、ビデオ映像と写真はSCP-1129の影響を生じさせます。深刻な認識災害が観測されたにも関わらず、それ以外ではSCP-1129は完全に無害にように見えます。現在、第二段階の条件にSCP-1129の性質に関わる深い知識も含まれることが判明しました。SCP-1129は現在、3級情報災害と判断されEuclidに昇格されました。付録を参照してください。

付録:19██年4月██日、SCP-1129担当の研究員たちはSCP-1129は非常に危険だという意見を共有し始め、処分するために複数の請願書を提出し、すべて却下されました。新任の研究班が割り当てられましたが、30日以内に新任の班も前任の班と同様の意見を示しました。収容手順を更新したのにもかかわらず、以降の研究班は同じ影響を示しました。現在、研究班は2週間毎に入れ替えしておりSCP-1129の情報災害を遅らせています。現在、SCP-1129の情報を直接または間接的に晒された財団職員すべての確認、特定し、適切な記憶処置と再構築が行われています。この報告書時点で、████人の職員の特定と対応に成功しています。

  • 最終更新:2016-06-18 23:52:34

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