SCP-1081

SCP-1081 - University Speakers (大学のスピーカー)
© Eskobar 2011
scp-1081.jpg
SCP-1081-1と-2、非活性状態。

Item #: SCP-1081

Object Class: Safe

取扱方:
現在財団が所有するSCP-1081の2つ(two iterations)は、サイト-38の保管ユニット-13で絶縁され鉛を裏打ちした収容ロッカーに保管されます。実験目的を除き、SCP-1081は偶発的な活性化の恐れがあるためいかなる状況でも電流にさらしてはいけせん。SCP-1081は常時稼動させたノイズキャンセリングヘッドホンをつけたDクラス人員を除き、その収容ロッカーから取り出すことはできません。

概要:
SCP-1081-1と-2は、小さな人に似せた形状の黒いサウンドプロジェクター(高さ30cm)の同一の複製物です。同一のためそれらをSCP-1081と総称します。スピーカーの外装にある刻印は"アブバカーリ砂漠"、または "ABUDESUS"と呼ばれる場所の "エコープロジェクター連合"として知られる会社によって製造されたことを示しています。スピーカーはいくつかの未知のタイプのケーブル用の入力ポートと、 "頭"の背面には"DENSITY(密度)"と"RAPIDITY(速度)"のダイヤルがあり、"INACTIVE(停止)"、"ACTIVE(動作)"、"SHUTDOWN(遮断)"、"REACTIVATE(再活動)"に合わせることができるスイッチがあります。装置の電源規格は現在知られているどの規格とも異なりましたが、財団研究者は█.█Vと█.█Aで装置を動かすためのアダプタを造ることができました。同様に試行錯誤の末、実験目的のための入力アダプタの開発を可能としました。

SCP-1081は通常に使用すると██デシベルの音を出すことが可能です。スピーカーは "SHUTDOWN"か"REACTIVATE"以外の機能でのテスト中は正常に(品質規格はいくらか標準以下ですが)動作します。スイッチがSHUTDOWNに設定されている場合、スピーカーは約10秒間甲高い音(研究者によるとボースンホイッスル (*1)に似ていると評される音)を発し、チェロキー語 (*2)に似た構文や文法構造を持つ、ギリシャ語とラテン語から成る未知の言語の話し声が続きます。スピーチのおおよその翻訳は次のとおりです。

Alexylva大学愉快な統合者劇団(Merry Integrators Player Company)は[ショー、パフォーマンス、道化芝居]にあなた様を歓迎いたします! [示唆に富む?会話、表現]または他の方法でパフォーマンス中の役者を妨害するのはご遠慮ください。あなた様の[協力、服従]をありがとうございます。

笛とメッセージは███デシベルで出されます。このメッセージの後、音にさらされた被験者は、自身が完全に会話も発話によらない手段(例えば手話)を介しての対話もできないことに気付きます。影響を受けた被験者に対する医療分析は、声帯とその他神経系を除く発話に関するシステムが完全に機能していることを示します。しかし神経学的分析では、被験者が発話内容の想像はできるが口頭または他の手段を介してそのような考えを表現することができない、ブローカ失語病の特に極端な症例に罹患していることを示します。標準的なノイズキャンセリングヘッドフォンは、スピーカーの効果を無効にするのに充分な音の遮断が可能です。現在の研究ではスピーカーがこれを念頭に設計されていたことが示唆されています。スピーカーをREACTIVEに設定すると別のメッセージが再生されます。

Alexylva大学愉快な統合者劇団のパフォーマンス中のお心遣いありがとうございます!ただいまをもちまして、本日の公演を終了いたします。

類似した笛の音が続きます。さらされてすぐならば2番目のメッセージを聞いた被験者は失語症の回復を経験するでしょう。しかしながら失語症が約二十四時間以上放置されていた場合は、被験者は2番目のメッセージの影響を受けず失語症は永続します。さらにその後、影響を受けた被験者は臨床的措置が必要な程重篤なうつ病を発症し、一週間以内に頻繁に自殺しようとするようになります;これは2番目のメッセージの効果によるものではなく、自身のコミュニケーション能力の急激な変化に対する標準的な反応であると考えられます。実験はそれぞれの音声記録は異常な効果を持たないことを明らかにしています;SCP-1081から発された音だけが被験者にそれらの特性を伝えるようです。

電力が供給されていない時、SCP-1081はSHUTDOWNまたはREACTIVATEが選択されている場合を除き停止したままです。どんな外部電源の供給にも関係なく、スピーカーはこれら2つの音を出せるようです。装置は内部電源を持っているか、周りの部屋から間接的な手段を介して電力を引っ張ってくることが可能です。収容容器はSCP-1081へ導電可能などんな経路(conduit)もブロックするように設計されています。

補遺1081-A: 回収レポート
SCP-1081-1は07/18/0█にテネシー州の[編集済み]郊外の大豆畑で発見されました。物体は"ALEXYLVA大学演劇学科"と"アレクサンドリア森林"のどこかの住所を示す標準の運送コンテナに入れられ、 基本的な請求書が同封されていました。SCP-1081-2は2週間後、08/02/0█にテネシー州の[編集済み]川近くでハイカーに発見されました。パッケージは​​2つの例外を除いて同一でした。1つ目の請求書に "これは無料で差し上げます。ご迷惑をお掛けしまして申し訳在りませんでした。"と読める文章が含まれていました。2つ目の請求書にはチェロキー語の口語と古英語に似た言語と、ギリシャ語、ラテン語の組み合わせの短い手書きのメモが添付されていました。翻訳すると注意書きはこのように読めました。

アギー、

あなたがよく知っているよう、私たちは長いこと取引しております。私の方では以前の出荷は満足に完了したことは祖先の墓に誓います。私は一体何が起こったのか見当もつかないのです。[噂?話?]を知ってますか?アギー。私たちを非難する前にあなたの周りの人々を見てください。あなたの指示に従って物が"行方不明"になるのはこれが初めてではありません。あなたの[自然哲学者?]が現在考えられているよりも正確でない限り、バルカ・マグナスだけが[物体?アーティファクト?]が何処に行ってしまっているのかを知っています。

脅威と[非難?]は不要です。

―[判読不能]

  • 最終更新:2017-03-10 11:57:23

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード