SCP-1057

SCP-1057 - Absence of Shark (サメの不在)
© SiriExMachina 2012 Voct 2012

Item #: SCP-1057

Object Class: Safe

取扱方:
SCP-1057は、高さ4メートル、奥行き15メートル、幅9メートルの強化ガラス格納水槽に収容されています。水槽内の水は温暖な海洋の環境を模したものです(仕様については、文章1057-H-22を参照)。SCP-1057が本来住む水域の植生を週に二度維持します(仕様については、文章1057-H-19を参照)。給餌の前後30分間、水槽内に入るのは禁止です。

一日に三度、5kg分の生肉と魚をやってください。この生肉と魚には、4日ごとに、非中毒性の蛍光色素を注入します(仕様については、文章1057-G-4を参照)。タンクには紫外線の電灯が照射されます。

概要:
SCP-1057は、5メートルの生きた何もない空間で、タイガーシャーク(イタチザメ)の成魚の形をしています。重量はないように見えます。なのに、未知のメカニズムによって水中を移動するのです。SCP-1057の屈折率は空気とほぼ同じで、海水内に入った際に一部を観測することができます。同じく、SCP-1057の「反転した影」は明るい光の中でのみ識別可能です。SCP-1057の「身体」に無生物を注入する実験では、そこに何もないことがあきらかになっています……しかしながら、同種のさらなる実験は禁止されています。なぜなら、SCP-1057の攻撃的な行動の引き金になるからです。

財団の魚類学者たちは、SCP-1057の行動が通常のタイガーシャーク成魚の範囲内に収まると算定しています。SCP-1057が消費した食料はどこかに消え去ります。例外は、行動をモニターするため、SCP-1057の食料に添加されている消化できない蛍光色素です。これらの色素は、5~9日間、SCP-1057の中に残留し、消化器、循環システムの概要を浮かび上がらせます。実際にはサメがいないというのに、どうやったらこれが可能となるのか、いくつかの仮説が立てられ、試験され、反証されています(アーカイブ1057-N4参照)。

収得記録:
SCP-1057は、[削除済み]の█████████市民プールで捕まりました。ここで2人の遊泳者が殺され、1人のライフガードが手足を噛みちぎられています……続いて起きたパニックで5人が死亡しました。この事件を報告したのは、地元の病院に潜入中の財団スタッフです……復旧エージェントが現場に駆けつけ、最終的にSCP-1057を拘束しました。プール敷地内の法医学調査中、職員用掲示板にあった文章1057-K24が発見されました。文章1057-K24は手書きなのですが、指紋は見つかっていません。

文章1057-K24:
パニックは、サメがいるという想像が、本物のサメより危険であることを意味している。

まったくもってサメよりも危険なのだ。

Are we cool yet?


  • 最終更新:2016-06-18 23:28:21

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