603-FT-2012

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SCP-603追加ファイル

SCP-603-70.png
SCP-603-70
ID:SCP-603-70
通称:Tamagotchi
ビルド年月日:20██/03/09
記録者:Dr.ブラウン

概要:
SCP-603-70が起動すると、3つの円と1本の直線で構成された顔がウィンドウに描画されます。また、ウィンドウの右下には3種類のシンボルが描画されます。顔の上には形容詞(または形容詞句)が表示されています。この形容詞(句)はDr.ジャイルズの現在の気分を反映しており、定期的に切り替わります。顔の外見には変化は生じません。

SCP-603-70がDr.ジャイルズとリンクする性質を持っているらしいことが判明したのは、Dr.ジャイルズがサイト6のメディカルセンターに、睡眠発作、乗り物酔いのような感覚、強い疲労感という諸症状を訴えたためです。その後、Dr.ブラウンとDr.ジャイルズによってさらなる実験が行われ、間違いなくSCP-603-70とDr.ジャイルズの体調に関連性があることが確認されました。

調査の結果、SCP-603-70の初回起動時にSCP-603のコンピュータシステムから最も近い位置にいた人物はDr.ジャイルズであったらしいことがわかっています。

ウィンドウ右下のシンボルをマウスでクリックすると、そのとき表示されている形容詞(句)に応じて、様々な生物学的影響がDr.ジャイルズに生じます。シンボルの働きは時によって異なることが多いものの、特定の形容詞とシンボルの組み合わせにおいては毎回同じ結果が得られることも明らかになっています。常に同じ結果を生じさせる形容詞とシンボルの組み合わせは、以下の通りです。

形容詞:Hungry(空腹の)
シンボル1:Dr.ジャイルズは食べ物がほしいという強い衝動に駆られます。
シンボル2:Dr.ジャイルズの空腹感が消え去ります。効果は最長で1時間持続します。
シンボル3:Dr.ジャイルズは即座に嘔吐します。

形容詞:Tired(疲れている)
シンボル1:Dr.ジャイルズはスタッフルームに戻って1時間休憩します。
シンボル2:Dr.ジャイルズは即座に眠りに落ちます。
シンボル3:Dr.ジャイルズは即座に嘔吐します。

形容詞:Happy(幸せな)
シンボル1:Dr.ジャイルズはお気に入りの歌を歌いだします。
シンボル2:Dr.ジャイルズは職場旅行の企画を立てます。
シンボル3:Dr.ジャイルズは強い高揚感に包まれます。効果は10~12分持続します。

SCP-603-70は、20以上のバージョンのSCP-603で出現することが確認されています。

これまでに出現が確認された形容詞(または形容詞句):
Bored(退屈している)、Happy(幸せな)、Hungry(空腹の)、Thirsty(喉が渇いている)、Focused(集中している)、Tired(疲れている)、Energetic(精力的な)、Sad(悲しんでいる)、Aroused(性的な意味で興奮している)、Overworked(働きすぎの)、Angry(怒っている)、In love(恋に落ちている)、Unimpressed(物事に感動しない)、On the toilet(トイレに入っている)


ID:SCP-603-101
通称:Input Requested
ビルド年月日:20██/11/17
記録者:Dr.H███

概要:
SCP-603-101が起動すると、画面上に小さなテキスト入力フィールド(13文字まで入力可能)と、"INPUT REQUESTED"(入力してください)というメッセージが表示されます。何らかの単語を入力してEnterキーを押下すると入力フィールドは消え、メッセージは"INPUT RECIEVED"(入力を受け付けました)に変化します。さらに、単語を入力した人物には認識障害が生じ、入力した単語と、その単語が表す物体、概念、存在などを認識することができなくなります。SCP-603-101の発見者であるDr.H███は"hello"という言葉を入力したため、同僚から"hello"または"hi"と挨拶されると困惑を示すようになり、挨拶という概念について教育を受け直す必要が生じました。

SCP-603-101を利用した実験は混乱や精神的苦痛を引き起こす恐れがあるため、被験者はDクラス職員に限定することが推奨されます。

覚書:
D-349のあの件……ちょっとした事故だったが、ともかくあの不幸な一件があって以来、"you"(あなた)、"they"(彼ら)、"second-person"(二人称)といった単語を入力したDクラスは拘置室に隔離することになった。いかなる場合でも、自由に宿舎に戻らせたり、他の職員と接触させたりしてはならない。何しろもう一生分の血を掃除したからな。-Dr.H███


ID:SCP-603-115
通称:なし
ビルド年月日:20██/12/10
記録者:Dr.██████

概要:
起動と同時に横に並んだ3つの十字線が表示され、激しいビープ音が再生されました。キャプチャされた動画は603-FT-2012で視聴可能です。
SCP-603-115の視聴によって精神的または肉体的な悪影響が生じた例は確認されていません。


ID:SCP-603-116
通称:なし
ビルド年月日:20██/12/20
記録者:Dr.██████

概要:
画面中央にカウントダウンの数字が表示され、256から1ずつ減少していきました。減少のペースは一定ではなく、秒間0.5カウントから秒間2カウントまでの間で変動が見られました。カウントが-1に達すると同時に、サイト全体の電力が5秒間停止しました。


SCP-603-118.png
SCP-603-118が出力した文書のスキャンデータ。"PRINTER LOCATED"(プリンタ発見)と印字されている。
ID:SCP-603-118
通称:なし
ビルド年月日:20██/01/01
記録者:Dr.██████

概要:
以下のメッセージが、約2分間をかけて段階的に表示されました。
Locating printer…
Searching…
Searching…
Searching…
Searching…
Searching…
その後メッセージが消え、プリンタ(SCPP-HPDJ3740)によって右記の文書が印刷されました。なお、SCP-603-118の起動中に財団のイントラネットに接続されていたプリンタは203台存在します。


ID:SCP-603-121
通称:Storyteller
ビルド年月日:20██/06/01
記録者:Dr.████████

概要:
SCP-603-121が起動すると、HDD(SCP-603のシステムに搭載されているか、ネットワークで接続されているもの)上の画像ファイルの検索が始まり、条件に合ったファイルが見つかるまでは20秒ごとに"Searching for image"(画像を検索中)というメッセージが表示されます。画像ファイルがSCP-603-121の検索にヒットするための条件は、最低1000ピクセル平方の解像度を持っている画像であること、およびシステムのメインディスプレイと画像のアスペクト比に極端な違いがないことです。条件に合致する画像ファイルが複数存在する場合は、その中で最も大きな画像が選ばれます。

条件に合った画像が見つかると、"Image found, processing"(画像検出、処理中)というメッセージが最低30秒間(画像のサイズによってはより長い時間が必要なことがあります)表示された後、処理済みの画像がグレイスケールで表示されます。大型のディスプレイでこの画像を観察すると、世界中で使用されている様々なフォントの小さな文字が大量に集まって構成されたものであることが確認できます。

この画像を視認した被験者には、即座にミーム的効果が発生します(本人はその感覚を「インスパイアされた」と表現します)。被験者は自分が見た画像に関連する物語を執筆することに強い意欲を示し、それが許可されると短い物語を創作します。同じ画像を他の被験者にも視認させた場合、その被験者も同じ効果を受け、最初の被験者と同じ物語を創作します。

SCP-603-121を複数回起動させて実験した結果、検出された画像が同じものであれば毎回同じ物語が生み出されることが明らかになっています。過去に使用された画像の一部を修整したものや、使用済みの写真画像と同じ場所を写した別の写真などが検出された場合は、「前作」の続編や前日譚などが創作されることが大半です。

SCP-603-121の性質について教えられた被験者は、自分の創作活動が外部からの影響を受けていることを強硬に否定します。被験者によっては、強く否定するあまり暴力に訴えることもあります。しかしながら、過去に何らかの執筆経験がある被験者であっても、SCP-603-121の影響下で創作した物語と過去に執筆した作品との間に作風の類似性が見られることはまずありません。

SCP-603-121による影響はおよそ72時間が経過すると消滅し、その後、被験者は物語の執筆に関する記憶を失います。物語について質問されるか、または物語を読み返しても、自分が執筆したものであると思い出すことはありません。また、SCP-603-121の影響を受けていた間の記憶自体も曖昧になっており、ほとんどの被験者は業務に戻ることも忘れています。被験者自身は、SCP-603-121の影響下にあった期間について、記憶が不鮮明でよく覚えていないと説明します。こうしたSCP-603-121の性質に着目し、これを短期記憶喪失を引き起こす手段として利用する案があり、現在承認待ちです。


ID:SCP-603-508
通称:"Jean, the kids are not safe"(Jacobのバリエーション)
ビルド年月日:20██/11/19
記録者:Dr.████████

概要:
Jacobのウィンドウとほぼ同じものが表示されますが、幅1ピクセルの黒い斜線が画面を横切るように伸びており、Enterキー以外の入力は受け付けられなくなっています。

Enterキーが押下されると、テキスト入力フィールドに自動的に文章が入力され、それに対してJacobが返答します。SCP-603-508を何度起動させても、対話の内容に変化が生じることはありません。

SCP-603-508との対話記録:SCP-603-508-Log

対話終了後にさらにEnterキーを押下すると、"null"と表示されます。以降はEnterキー押下のたびに"null"表示が繰り返され、それ以外の反応は見られなくなります。


SCP-603-734.png
SCP-603-734。「これはローラースケートですか」という質問が表示されている。
ID:SCP-603-734
通称:"Is this a"
ビルド年月日:20██/11/23
記録者:Dr.ザラ

概要:
SCP-603-734は、解像度320x240、256色のウィンドウで起動します。ウィンドウには様々な画像と、その画像があるもの(画像によって変わりますが、一般的な物体や生物です)を表しているかどうかという質問が表示され、質問に対して"YES"か"NO"とタイプすると画像が別のものに切り替わります。SCP-603を終了して再起動させない限り、一度表示された画像が再度現れることはありません。また、質問にどのように答えても、それによって画像と質問の出現パターンに変化が生じることはありません。SCP-603-734は複数のバージョンのSCP-603で出現が確認されており、3回目の出現では"verification"(認証)画像が表示されるようになりました。"verification"画像の質問に対して間違った解答を行うと、SCP-603のプロセスがシャットダウンします。


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  • 最終更新:2016-06-18 10:22:50

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