要注意団体

Groups Of Interest 要注意団体
© Siren 2017
(訳注: このページは2017年1月20日に改訂された要注意団体に関するガイドの翻訳です。旧版はこちら)


要注意団体



ファイル概観: 財団だけが、超常現象、形而上学に興味を持ち、投資を行う団体ではありません。他にも、私利私欲のためか、あるいは人類を守るために、SCPを所有、使用、製作するグループが存在します。その一部はライバル組織であり、一部は財団からの分派であり、一部は財団が信頼する仲間です。いずれにせよ、財団が知る各団体に関する概要(と、それに対するスタンス)を作成し、配布する必要があると判断されました。


Alexylva University (Alexylva大学)

Alexylva_GoIlogo.png
概観: ごくわずかしかAlexylva大学について、またはその動機についてわかっていません。ラテンとギリシアの文化が、少なくとも西半球に対する優位を維持するある種の平行世界に、組織が存在することを示唆する証拠が発見されています。この世界の他の地域については現在まで何もわかっていなません。アメリカ中南部、とりわけテネシー州(大学自体がその地域にあると推測する財団研究者が主流)で、すべての大学関連のアイテムは見つかっています。

大学(オブジェクトを構築しているとは思われない)に関連する多くのオブジェクトが「Phitransimun Combine」という代理店を経由し輸送中に回収され、関連した文書業務が付随する機関を通しており、それは彼らから来た物とと場所に光を投げ掛けるのを助けました。現在までにオブジェクトの転送方法については知られているすべての技術は、アインシュタイン·ローゼンバーグに類似した原理を使うということです。その概念は純粋な現代科学的な理論によるものであると思われます。自然哲学科として知られる大学の部所は、他の部所の同意無しに知られないよう転送を行なっているのかもしれません。


Anderson Robotics (アンダーソン・ロボティクス)

ar_GoIlogo.png
概観: 太平洋岸北西部を拠点とするアンダーソン・ロボティクスは、2007年のSCP-1360確保によって初めて財団の注意を惹くことになりました。ヴィンセント・アンダーソンによって主導され、異常なアンドロイド/ロボット/人工知能/サイバネティクスの販売に特化しているアンダーソン・ロボティクスは、早々に異常工学の世界において少なからぬ牽引力を手に入れてしまいました。グループが小規模であること、特筆に値するスパイ能力、驚くほど大規模な資力基盤のためにアンダーソン社の従業員に揺さぶりをかけることは困難であり、現在財団の手中にあるアンダーソン社の製品はほんの一握りでしかありません。


Are We Cool Yet?

AWCY_GoIlogo.png
概観: アナーティスト(異常芸術家)の集団である Are We Cool Yet? のメンバーたちは、特異な物体や存在を入手、制作する能力があり、芸術作品を創作するためにそれを使います。これらの作品はできるだけ人目に触れる場所におかれ、見物人の生命を危機にさらしています。"Are We Cool Yet?"(俺たちはクールだったろ?)というフレーズがいつも何らかの形で残されています。


Are We Cool Yet?のタグが付いた全文書はこちらを参照してください。


The Black Queen (黒の女王)

BlackQueen_GoIlogo.png
概観: 黒の女王と呼ばれる参考人に関する情報はごく僅かです。全ての報告書で、彼女は「アリソン・チャオ」という名前の女性であり、研究員である██████・ギアーズ博士が財団に採用される以前に██████・███・チャオとの間にもうけた娘であることが示されています。

黒の女王は財団の構造、活動、収容対象に関する幅広い情報を持っています。この異常な情報を持つ原因は未だ未特定ですが、異常な手段(別世界からの情報源の可能性を含む)によって部分的に得られているようです。彼女はこの情報に加え、異常と分類された手段を利用して幾度と無く財団の警備を突破しています。

黒の女王の活動と動機(複数人か、意図的な防諜の可能性が高い)に関して矛盾する報告があります。ある報告では、彼女は強い悪意と殺意を持ち、破滅的であると示します。また別の報告では、彼女はとても慈悲深く、彼女と相対する度に秘密裏に財団の活動を援助すると示します。いずれにせよ、彼女は重度のセキュリティ違反を起こしているため、非常に危険であるとみなされています。

財団が認識するほぼ全ての主要な要注意団体や多くの地方政府、世界政府との関連を示す報告があります。未確認の情報源によると、黒の女王は蛇の手のL.S.と同一人物であり、L.S.とは"Little Sister(妹)"の略称であると主張します。この異常なほどの密接な関係の理由は、黒の女王が放浪者の図書館を利用していることによるものと考えられます。

ある報告では、他の複数の個人に対しても「黒の女王」と呼称されていることを示しています。これらの個体の性質および起源は未特定です。


The Chaos Insurgency (カオスの反乱)

Chaos_GoIlogo.png
概観: カオスの反乱は財団の分裂派閥であり、いくつかのSCPオブジェクトと共に無断で離脱した危険な支部によって1924年に作られました。それ以来反乱組織は私的な利益のために異常を利用しており、世界の権力基盤を統合するため、世界を舞台にする厄介な指し手となっています。反乱組織は異常物でだけでなく武器の密輸や情報収集も扱っています。

貧困国や発展途上国の独裁的体制を利用し、財団がDクラスを使ったのと同様に多数の人員を用いています。過激な実験、軍による容易な徴兵、そして様々な反乱組織との有利なビジネスを続けるため、これらの国々が受ける極度の貧困と戦争を維持する支援をしています。

反乱組織の所有する大部分の異常物が分かっていません。最も注目すべき物としては「ヘルメスの杖」、それが触れるどんな物理的および化学的静止も曲げることができるアイテムと、「エントロピーのベル」、それが叩かれるに従い破壊的な様々な効果を引き起こす可能性があるオブジェクトが存在しています。これらのオブジェクトの両方は元々財団によって少なからぬコストで得られた物でしたが、反乱組織の創設者によって盗まれました。

財団から盗まれた他のSCPオブジェクトや異常物は、典型的に直接の有用性において高い潜在力を持っていますが、反乱組織は異常物の直接的な使用をあまりせずにSCP-884のような物を製造してもいます。

反乱軍の主な拠点の所在地は指導者と共に不明です。組織は財団と直接敵対しており、財団による複数の異常の収容を阻止しようと致命的な勢力を投入しています。また財団は過去に、反乱組織のエージェントに侵入を許し貴重な科学的データの喪失、多数の異常物の盗難、及び職員の死を招いています。職員はテロリストからありうる急襲、反乱組織からのスパイを意識し、仲間の職員の奇妙な振る舞いについても司令部に通知の義務があります。


The Church of the Broken God (壊れた神の教会)

BrokenGod_GoIlogo.png
概観: SCP-882の発見と収容の後ほどなくして、この「教会」の構成員が現れ「神の心臓」の返還を要求しました。ロバート・ブマロなる人物に指導される熱狂派の一派であり、多くのSCPは宇宙創世ののち崩壊した「神」の一部であると信じています。それらを全てもとに戻すことで、神性をも得られるだろうとしています。最初の接触以来、「神」の重要な3つの部品がさしあたって判明しています。それらはSCP-217SCP-271SCP-1139です。

教会は財団を「異端者たち」と位置づけており、財団の活動対し非常に敵対的であり、作業員を殺害しSCPの収容施設を破壊しようと試みています。彼らがどのようにこれらの物品を探し当てたのかは不明ですが、驚くべき的確さでそれをやってのける能力があることは確かです。加えて、彼らがSCPの、とりわけSCP-882の「精神的魅惑」による心理的影響に強く抗う能力があることもわかっています。

教会はSCP財団と人類双方にとって脅威であると見做されています。構成員を実働部隊により拘束するか、財団職員により必要と判断されればどのような手段を使ってでも排除しなければなりません。

壊れた神の教会のタグが付いた全文書はこちらを参照してください。


Doctor Wondertainment (ワンダーテインメント博士)

Wondertainment_GoIlogo.png
概観: ワンダーテインメント博士が個人なのか組織なのかは不明ですが、子供の玩具に似た特異な物体や存在を生み出す能力があります。これらの物体や機器の性質は様々ですが、その全てが明確に子供達によって利用されるのを意図しています。加えて、収集の可能性を意図して改変された異常なヒューマノイドであるリトル・ミスターズの創造を担当しています。ワンダーテインメント博士は過去に財団職員をターゲットとしていたことが知られており、財団に対する彼らの感情は曖昧であるようです。詳細については、人事書類のイザベル・ワンダーテインメントの項目を参照して下さい。

ザ・ファクトリーとの関係が疑われていますが、確認されていません。

ワンダーテインメント博士のタグが付いた全文書はこちらを参照してください。


The Factory (ザ・ファクトリー)

factory_GoIlogo.png
概観: ザ・ファクトリーについてはほとんど知られていません。限られた結果しか得られておらず、異常な人工物を製造することが出来、またそのための量産技術を使用しているという事を除いては具体的な結論に至っていません。




The Fifth Church (第五教会)

Fifthist_GoIlogo.png
「この教会と他の教会との関係は人々にとっての道化役者のようなものだ。見かけ上の類似点はあるが、相違点はすべて強調され誇張され、どこが違うのか指し示すことはできない……。そう、君のなかでそれははっきりしない、だがそれはどういう意味か?なぜそうなっているのか?呼んだとしてどうなる?」 ― █████博士

概観: 第五教会は第五主義教会、あるいは第五主義者連盟としても知られる、あらゆる娯楽産業とのパイプを持つ高度に秘密主義的な宗教団体です。たびたびの調査にも関わらず、2007年の「星を見る人作戦」で知られる全国規模のおとり捜査を最後に、100人の確認された第五主義者の著名人や主要人物の監視リストが維持されていますが、それ以上教義、活動、構成員の規模、目的の詳細は確認されていません。その起源は20世紀中頃のいくつもの時代、北米とアジアに散在していますが、いくつかの起源は数世紀前にもさかのぼります。

第五教会はSCP財団に対し直接接触してきたことはありませんが、敵対的な勢力と考えられます。


Gamers Against Weed (ゲーマーズ・アゲインスト・ウィード)

GAW_GoIlogo.png
概観: “ゲーマーズ・アゲインスト・ウィード”は異常な人物たちの緩く組織化された同盟組織並びにその提携者たちであり、風刺的な目的や、自分たちの娯楽、またはその両方のために異常な物品を製造・調達しています。しかしながら、より最近では左翼系の政治組織に対するアノマリーの供給にも関与しています。ゲーマーズ・アゲインスト・ウィードは専らインターネットチャネルを介して活動を組織しており、同グループに関連する現実世界の所在地が幾つか特定され、家宅捜索されています。現在の情報では、ゲーマーズ・アゲインスト・ウィードがワンダーテインメント博士の“リトル・ミスターズ”シリーズのパロディと称して異常なヒト型実体群を作成・配布している最中であること、また財団の作戦活動に気付いていることが示されていますが、財団の性質を正確に認識しているかは定かでありません。

ゲーマーズ・アゲインスト・ウィードの構成員の拘留は予想以上に困難であることが示されています。同グループの組織者のうち数名は自らの権限によるものや、外部のリソースへのアクセスを通じての現実改変能力を有している可能性が疑われています。現在の作戦活動は、関連する異常の封じ込めや、ゲーマーズ・アゲインスト・ウィードの中でも最も危険性の高いメンバーの特定を重視しています。


The Global Occult Coalition (GOC, 世界オカルト連合)

GOC5_GoIlogo.png
概観: GOCは第二次世界大戦後に、ナチス、ソヴィエト、連合軍から離脱したオカルティスト、霊媒師、司祭、科学者の生き残りが集まり、作った同盟組織です。世界という舞台が広がるに従い、国の数が増えた分だけGOCも手を広げて、現在の形になりました。

GOCは大体において政治的な勢力であり、自らを超常的な世界の警察であると見なしています。彼らは超自然的な存在を破壊することに誇りを抱いており、可能な限り最先端の革新的な装備を後援者達から入手して使用します。これまで、SCPの可能性があったものを財団が獲得・収容する前にGOCが破壊してきました。

状況によって、GOCは財団の側につくこともあれば、財団と対立することもありました。彼らは概して財団を軽蔑しています……財団がSCPを徹底的に破壊せず、使用、収容しているからです。GOCは財団の途方もない力に敬意を示し、普段は近寄らないようにしていますが、彼らの関与が疑われる事件がいくつかあります(当人たちはきっぱりと否定)。

GOCのエージェントには、疑念を持って対応すべきです。

世界オカルト連合のタグが付いた全文書はこちらを参照してください。


GRU Division "P" (ロシア連邦軍参謀本部情報総局"P"部局)

GRUP_GoIlogo.png
概観: その起源はЧД АКН("ChD AKN"、非常事態委員会第4部局)として知られ、1935年初頭にヨシフ・スターリンの直接命令により創設され、当初の任務はS.M.キーロフ暗殺事件の捜査でした。

第二次世界大戦の間、委員会はGRUの"P"、Psychotronics(精神工学)部局として新規再編されアーネンエルベやナチス親衛隊、ヴァチカンの多くの脅威への対抗活動とソ連政府の利益のため国内外の多くのアーティファクト研究に従事していました。"P"部局はこの役割を冷戦中も引き継いでおり、コミンテルン加盟諸国内での財団の活動を難しくさせていました。

1991年以降は、急速な再編と予算削減と資産売却・償却もあいまって職員の脱退と彼らの保有する多くのアーティファクトのヨーロッパの闇市場への流出を招きました。現在、この要注意団体の財団に対する脅威はわずかなものです。

Part2へ続く

  • 最終更新:2017-02-20 18:34:45

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード