ロングの提言

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財団記録・情報保安管理局より通達

年2回のセキュリティ・アップデート: アイテム番号の無作為化が開始されました。セキュリティ更新が完了するまで、全てのファイルはロックされます。緊急アップデートの際は、緊急データアーカイブシステム(EDAS)にアクセスしてください。

— RAISA管理官、マリア・ジョーンズ



> 2408点のアイテムが残っています。アイテム番号'SCP-001'を対象としています。
> 検索語'SCP-001'に1件のファイルがヒットしました。

> ファイル'SCP-001'選択。
> アイテム番号の自動無作為化を開始。
> 検索語'SCP-001'のファイルをスキャンしています...



001BoxerPeking.jpg
北京、紫禁城。SCP-001の定義と、紫禁城条約の批准が行われた場所。
アイテム番号: SCP-001

オブジェクトクラス: Euclid

クリアランス指定: レベル5

特別収容プロトコル: SCP-001は慣例的な確保・収容が不可能であり、将来的に発生するか否かは定かでありません。そのため、受動的なアプローチが採用されています。このアプローチは紫禁城条約における以下の条項から成ります。

  1. 紫禁城条約 第一章による、SCP-001または同等の事象が発生する可能性に繋がる条件の予防及び最小化。
  2. 紫禁城条約 第二章および第三章による、紫禁城条約 第一章の実装に続く各組織の移行および統一の管理。

紫禁城条約における上記の章は全て、O5評議会が全会一致で賛成票を投じない限り、変更することはできません。

説明: SCP-001は、過去世界を改変して現在の現実世界を出力した、CK-クラス“再構築”シナリオの発生実現例です。複数の一人称記録によると、SCP-001はそれ以前の現実世界における西暦1900年6月1日に発生しました。SCP-001の性質は、オカルト戦争i(過去現実においては“第五次オカルト戦争”と呼称されている)に関わる全ての要因・出来事・言及・記憶が失われ、現在の世界における様々な異常および非異常の並行事象へと置換される事態を招きました。

オカルト戦争iに関わる財団の文書記録は、造語的に“部分的SCP-001免疫”と表現できる事象によって、過去現実の記憶を保持していた13人の非異常人間から得られた逸話的な証言に基づいています。しかしながら、この部分的SCP-001免疫の背景にあるメカニズムは不明であり、O5評議会の決定に基づいて、今後評価される予定もありません。部分的SCP-001免疫を有する他の個人を(もし仮にいるとすれば)発見する試みは、O5評議会の決定に基づいて、無期限の活動休止状態にあります。

以下は、オカルト戦争iで発生した出来事と、現在の現実世界において対応する類似事象の要約リストです。完全なリストは文書OWiを参照してください。

リストを開く


SCP-001の原因と起源は不明であり、確認することはできません。SCP-001、またはそれに相当するものが当該既知事例の以前にも発生したか、また将来発生する可能性があるかは不明です。加えて、SCP-001がCK-クラス“再構築”シナリオの発生例として典型的なものか、非定型的な事例なのかも分かっていません。SCP-001または同種事象が現在進行形で発生している、もしくは将来的に発生した場合、人類および/または知的実体の大半(或いは全て)は、当該事象もしくはその発生に先立つ出来事の記憶を保持しないと推定されています。部分的SCP-001免疫が将来的なSCP-001または同種事象にも適用されるか否かを確認することは不可能です。

SCP-001の定義は最終的にO5評議会の5-4-4の投票で決定し、西暦1901年9月7日を以て紫禁城条約が制定されました。

補遺1: 紫禁城条約からの抜粋

第一章. 財団

以下の組織は解散し、各々の後援者らから独立した上で、その人員及び資産を合併させるものとする。

  • 超常現象の確保収容に関する王立財団 (Her Majesty's Foundation for the Secure Containment of the Paranormal)
  • エステート・ノワール (Estate noir)
  • ツァーリの賢人団 (Tsars' Seers)
  • 独逸帝國秘匿交戦部隊 (Imperial German Esoteric Warfare Corps)
  • 全米確保収容イニシアチブ (American Secure Containment Initiative)
  • 超越的事象についての帝国委員会 (Imperial Commission on Transgressive Occurrences)
  • キリスト教遺物王立管理院 (Royal Office for Christian Artefacts)
  • オランダ東インド会社特別調査委員会 (Special Investigations Board, Dutch East Indies Company)
  • 内アフリカ遠征協会 (Inner Africa Expeditionary Society)
  • ボルハ・イ・アラゴンの騎士修道会 (The Knights of the Military Order of Borja y Aragón)
  • 陰陽寮 (Bureau of Onmyō)
  • 異學會 (Abnormality Institute)
  • 第零アンチ・カルト連隊 (0th Anti-Cult Regiment)

これらに変わり、単一の組織が設立される。

この一元的組織の使命は、各種の異常物品を確保・収容することによって、前記存在から人類を保護することである。

この単一組織の呼称は“財団”となることが合意されている。以下に挙げる代替名称(“研究所”、“組織”、“フロント”)はいずれも提言され、却下されたものである。

財団を形成する上記の十三団体を、以後、“財団前身組織”に指定するものとする。

第二章: O5評議会

財団の暫定的な運営管理は、各財団前身組織に出自を持つ十三名の人物から成る執行評議会で構成される。

この執行評議会の上記十三名は、以下に挙げる基準によって選択された。

  • 各々の財団前身組織における指導者の地位。
  • オカルト戦争iに係る記憶の保持。

この執行評議会の将来の構成員は、上記の両資質を持つことを要求されない。

この執行評議会の呼称は“O5評議会”となることが合意されている。以下に挙げる代替名称(“監督委員会”、“レベル5評議会、“O5司令部”)はいずれも提言され、却下されたものである。

O5評議会の機能は、財団前身組織からの初期移行を促進することである。

各O5評議会員を、一から十三までのローマ数字で指定するものとする。

今後、財団に統合される他団体は、O5評議会の代表となることを否認される。

第三章: 要注意団体

財団の管理下に含まれない異常現象を認知している組織を、以下、“要注意団体”と指定する。

財団の要注意団体に対する標準的アプローチは、その人員と資産の解消、終了、および/または同化の追求である。

補遺O5-(1-13): 継承のための覚え書き re: SCP-001. 表示されるファイルは、ログインしているO5アカウントに依存するものです。

ログイン資格情報の確認。管理者オーバーライド(CODE HOWLING BLACK MOON)を識別しました。全てのファイルが表示されます

  • 最終更新:2017-01-21 19:11:24

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